人と関わるとき中身を見ようとしないのは失礼な話し
大手か下請けで悩んだクライエントさんの話し
背景だけ見てジャッジする人は人を見る時
色眼鏡をかけています。
その人の中身を見る力も必要です。
て話です。
数年前の、ある若いクライエントさんの話
(掲載許可はいただいてます)
就活で大手に決まった あーさん。
彼女の作品は優秀で様々な賞をいただいたそうです。
その際、周りの同期からは
祝福の声と
は?お前が?
と両方聞こえてきたと。
あーさんはちょっと悔しい思いをしたそうです。
その後、気持ちを切り替えました。
「企業から見た目線と
学生から見た目線の評価は違って当たり前。
だけど、ここで終わらせたら私の腕は終わる。
プロとしてこの先大手企業で活躍するならば
企業目線からも一般目線からも
両方評価されるように自分でも改良していかないと
私の腕は上がらない。」
そう思えた時、同期からの負の声は
気にならなくなったそうです。
あーさんは、クリエイターとして
今でも活躍されています。
実はあーさん、就職先に悩んだ時期がありました。
大手ではなく「ある下請けの会社」も
考えていた時期があったのです。
そこの下請けは
とてもクリエイターとして働くには学びが多く
この先も伸びるやろうと
ずっと見てきた会社だったそうで、、、
「下請けて言うけど、下請けの方が実は
プロフェッショナルだったりするんです。
期日までに仕上げて大手に送る。
これは大変なことだと思うから。
私にはどちらも魅力的なんです。」
と悩んでおられました。
結果的に大手に進まれましたが
(下請けは時間に余裕がなく納期までに仕上げなければならない。
まだ経験の浅い自分には少し時間に余裕を持っておきたかったと言うてました。)
私はどちらに行っても彼女なら
行った先で活躍されるだろうと思ってました。
プロとは、
こういうことなのではないかと思った出来事です。
カウンセリングの世界でも似たようなことが言えます。
学びたいという思いは資格に捉われるものではありません。
カウンセリングの世界でも似たようなことが言えます。
ただ、私の場合ですが一つでは終われなかった。
色んなクライエントさんが来られます。
(親子関係では自分の過去の生い立ちからくる悩み。
・トラウマ・虐待・ネグレクト。
夫婦関係では・夫婦喧嘩の多くは子育て、育児の意見の食い違いから。・モラハラ。
人間関係では・会社での上司からのパワハラ・上司部下との関係性・同期との関係性。
ここからメンタルが落ちたりして・イライラ・不安・心配・怒りが夜になると湧いてきて眠れなかったり…)
カウンセリングを重ねていくと
一つの技法や学びだけでは対応しきれないな…
と感じるようになりました。
つまり色んな引き出しを持つことが大切だと。
更に大切なのは
資格ジプシーではなく
資格をとっても学びをやめないこと。
(私の場合は学びと体験同時進行で。)
だから、やっぱり学びは一生ですね。
子供の頃に「学ぶことが楽しい」って知っていたら
違ってたかも
いやいや
多分私は興味のあることしか吸収出来なかったと思うから
違ってはないね笑
今日は過去の若いクライエントさんのことを
ふと思い出して書きたくなりました。
学びたいという思いは
資格に捉われるものではありません。
資格など取れるものでなくても
「学びたい」という意欲からくるものであれば
必ず活かされます。
も一つ言うならば人間関係において背景だけ見てジャッジする人は
人を見る時、必ず色眼鏡をかけています。
この色眼鏡は恐らく親御さんから身を守るために継承されたものでしょうから
誰も責めることはできません。
だけど おいおい いずれ
人の中身を見る力も必要になってきます。
その力が備わっていることで貼りぽての外見ではなく
中身で決断できるようになるからね。
あーさんが大手と下請けを
どちらも魅力的なのだと本気で悩んだように。
カウンセリング 奈良 温もりを求めて 藤田侑杏恵
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