親子関係のお悩み

自立をさせてもらえないまま大人になってしまうと様々な所で本人が一番困ったことになります。子供は親のお人形さんではありません。子供は親の気持ちを満足させるための道具ではありません。子供は自立できない場合、実はその子供の親も自立できていなかったりする。

後からわかることってあるんですよね。親は子供の自立を妨げていないつもりでも子供からすれば「妨げられている」と感じていることもある。今回はまさかの私のそれです😂私は全くそんなつもりはなかったけれど。今回は彼の口から私に言う事ができて良い機会だったと思いました。

心の傷は目には見えないので自覚しにくいですね。その代わり自分の大切な人との間に繰り返す問題が起きる。その繰り返す問題によってあなたに大事なメッセージを送り続けています。繰り返していることに気がついてあげられたら半分解決。残りの半分はケアを受けながらで大丈夫。

私達の脳内は常におしゃべりをしている。会議の時もあれば、私を守るために誰かが話しかけてきている時もあるし、私の邪魔をしてくる声もある。そこに自分がちゃんと参加できているか？そしてその声を皆が聞いてくれているか？これが大事なんだなって思います。

親は子供の役に立っていたいと思う。だから親の経験値で物を言って「お前は何も知らないのだから」と子供の心を縛り続けてしまう。親の言うことを聞いていれば間違い無いのだと。でも多分いつか親は子供より先に死ぬ。一番困るのは誰なのか。子供の幸せは何なのか？親の幸せと子供の幸せは同じでは無いのだから。

子供にしてやれることは子育て終盤になればなるほど少なくなってくるものです。それで良いのです。少なくなるということは子供が自立に向かっているということなのですから…喜ばしいことなのです。

期待に応え続けると苦しくなるのはなぜでしょう。頑張ることは全てにおいて悪いことじゃないのに「頑張らなくて良い。」と言われるようになったのは何故でしょう。今日はそこについて書いていきたいと思う。