親は子供を理解しようとすることは確かに大事だけれど…
カウンセリングの世界は良くわからない。
話しを聴いてもらうだけで何が変わるというのか?
今の現状は何も変わらない。
確かにそうですね。
でも、こんがらがっているその大元を見つけたり整理することはできます。
カウンセリングの世界は目にみえるものではないからこそ理解されにくいところですね。
追記…
知識を得ることは大事です。
だけどそれは
カウンセリングの場では
「自分の心を感じることの妨げになる」こともあります。
カウンセリングの世界を知らない人が
カウンセリングの経験がない人が
カウンセラーのSNSなどでの呟きやblogなどを読んで
「納得できるもの」「理解できるもの」
…は、ひょっとしたら少ないのではないかと思うのです。
「子育てとは」「親とは」
子供を自立させることが親の仕事だと世間一般的に言われ教えられ
この子が社会で通用するように、置いてきぼりを喰らわないようにと…
親だものそりゃ心配しますよね。
不登校も
組織に馴染めないのも
集団が辛いのも
皆んな我慢して何とかやってるのだからと思うし
私もそうやって生きてきたと思うし
何ならそうやって生きてきた私の子供が
・できないわけがない。
・できないなんて怠け者だ。
・できない時点で社会からはみ出している。
なんて思うかもですね。
けど私はそんな自分の子供時代の家族から
直接何かを言われたわけではなくても
「出来ない私」
を吊し上げられてきたようにさえ感じ
出来なくても何とかやって生き延びたから
その辛さを思う時
とても息がし辛い感覚になる。
逆に子供を持ったことで
当たり前に不安や心配に思う親の気持ちも
胸がキュッとなる感覚になります。
理解をするとはとても難しいこと。
そして
できないことを受け入れることも
自分に頑張ら続けてきた人にとっては
なかなか困難なことですね。
あの時代は出来なくても「出来ない」と言ってはいけなかった
もしくは
「出来ない」と言えなかったしね。
(今の時代でもそういうところあると思いますけどね。)
まず親自身が頑張ってきた自分を労ってあげて
あの時代と今の時代は違う。
その違いを妬ましくも思うし羨ましくも思う。
そう思って良いんです。
社会がまだ理解できていなかったんですからね。
あの時代に精一杯頑張って生き抜いた自分を十二分に愛してあげてください。
その後、子供を見てあげましょう。
「時代が違う」というところから入っても良いです。
(ただし、形だけではなく心から自分を精一杯労った後…ですよ。)
出来ないところもあるけど逆に
今度は出来るところ得意なところを注目してあげてください。
まだまだこの子の人生は長いですよ。
自分(子供)を活かせる場はちゃんとあります。
焦らなくても大丈夫ですからね。
自分を愛するってどうやって?
そもそも、自分を十二分に愛してあげるとか
労ってあげるとか
そこがよくわからないんです。
って方もおられるかもしれませんね。
だからブログ読んでも意味がわからない。
私もそこがよくわからなくて、どうせカウンセリング受けても
聞いてもらうだけでしょ?
って思ってましたからね。
そして仮にカウンセリングを受けてみても斜に構えて
この人に私の何がわかるっていうの?
怒りの塊でしたのでっっw
それでも、一歩一歩少しずつ前進は確実にしていきました。
それだけは確かに言えます。
受けてみたいと思われた時がタイミングです。
試しに一度・・・で良いと思います。
ご自身のお近くで
もしくは
聴いてもらいたい人が遠方なら今の時代はリモートという方法もあります。
胸に詰まっているものを一緒に出して整理してみませんか?
本日の音声配信 stand,fm
カウンセリングにクライエントさんが来られる時の目的は
それぞれだけど
カウンセラーは常にクライエントさんの「今」に注目し
心と思考の一致を大事にしております。
参考になれば幸いです。
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