子供に何かあれば大体ママたちは自分を攻めるのよ。
昨日のブログでは(人を思いやる心を忘れた時代にいる。)思いやりについて書いたんですけど…
そして1月12日の音声配信では
#297 ママ友編・相手をすることで気付きから遠ざけることもある。
という題目で配信しました。
ここと今日はリンクします。
つまり、子育て真っ最中のママ達の孤独について書いていきたい。
ママさん達、今日もお疲れ様です。
転勤族の妻の孤独
これは私自身が夫の転勤で大体4年おきに
三重県松阪市で結婚してから
三重県→岩手県(イケメン息子誕生)→奈良県(ここで自宅を建てる。べっぴん娘誕生)→島根県→青森県→大阪府(ここで建てた家から通える範囲だったので奈良の自宅に戻る。)→九州(夫は自宅にほとんど住めないまま、息子が高校受験の春から単身赴任始まる。)→兵庫県→長野県
という経験をしてきたので、その経験から思うこと。
知らない土地。
知らない町で有無を言わさずに送り込まれる。
(子供が何歳だろうが、お腹に赤ちゃんがいて不安定期だろうが臨月だろうが関係なく。
すでにお子さんがいてお腹に二人目とかね。)
信頼できる病院はどこで
信頼できるスーパーはどこで
身内もいない
友人もいない
頼りにできる人は夫一人だけど
夫も転勤したばかりで余裕がない
子供達もお引っ越しのたびにお友達とのお別れ、転校の繰り返し。
方言の違いからクラスに馴染めないこともあったと思います。
お母さん達はその度に気を揉み耐えてこられたと思います。
本来こういう親達に行政からのサポートを手厚く当ててもらいたいと経験した身としては思う。
そんな環境の中
数年おきに移住を強いられ
どんなに辛くても投げ出すことなく少しでも楽しいことを見つけて笑顔で
本当によく頑張って来られました。
いいえ、笑顔なんてなかったです。
という方も
それでも毎日をこなして来られたんです。
その頑張りをご自身に褒めてあげてほしい。
遠くからお嫁入りした妻の孤独
新しく家族に迎え入れられたとはいえ
うまくやっていきたいと思うけれど
butイメージが強い。
育ってきた環境の違いから物差しが違うし
何より、何か起きた時、
自分は他人なんだなという扱いを受けることがあったりすると
孤独を強めましたよね。
土地の風習やしきたりなんかも地方ほど大事にしているところも多いからね
慣れるまでの数年間は
びっくりの連続と違和感で辛いこともあったでしょう。
夫婦になったんだからお互い歩み寄って支え合いたいと願っても
パートナーが面倒臭いことから逃げて「仕事」という言葉のパワーで圧力を掛けられると
心の距離の広がりを感じ孤独に陥るってもんです。
全てのママたちへ。
どんな状況であろうと
投げ出すことなく
逃げ出すことなく
毎日子供を育て
家事をし
仕事もこなし
一日をほぼ家族のために時間を費やしているのはお母さん。
私は「母親は24時間営業や!」って夫によく吠えていましたっっw
子供が赤ちゃんの時は少しでもいつもと違うミルクの飲み方や睡眠の感覚に違いがあると心配。
ものが言えるようになっても、それはそれで心配。
幼稚園・学校へ行くようになってもお友達とうまくやっているか、お勉強は大丈夫か心配。
誰かと喧嘩して傷つけたり、逆に傷つけられたらどう親として対応したら良いか悩む。
もしそんなことになったらと…心配。
テレビから垂れ流される情報にも振り回されてしまう。
子供が将来なりたいものについて、この子、大丈夫かしら?
なれなかったらどうするのかしら?
家を出て独り立ちしても心配。
家に居続けられてもそれはそれで心配。
親は順番通りいけば子供より先に死ぬからね。
お母さんは(お父さんもです。)沢山の不安と心配を子供に感じ案じています。
でも、それをぶつけてはいけないと頭ではわかっていても
子供が傷つかないで済むように
守りたいと願う。
親だもの。
当たり前ですやん。
親って大変な職業です。
対価は全く支払われない。
だけど子供に膨大な投資をできるのは
この子(達)だからですよね。
それができるのは親しかいない。
親しかできないことです。
そして
親だからできること。
その投資することに対して
周りから色々言われることもあったり
周りを気にしてしまって不安になったり
でもよくよく考えて
そういうことからも振り払い
我が子を守れるのも親しかいないからね。
世のお母さんたち
あなたは本当によくやっておられます。
いつもどんな時も、この子のために最善を…と考える時
孤独の中だったと思います。
それでも親子の分離をしなきゃと奮闘しカウンセリングを選択し通われている方も
色々本を読んで、こうしたらいいのかな?こう考えたらいいのかな?
と頑張られている方も
私は尊敬します。
子供に何かあったら
母親はこれまでの子育てのあり方を振り返り
『私のせいだ』
と攻める人が多いように思います。
お母さん、ただあなたは、ひたすらに
子供を案じ
心配し
守りたい。
と願っただけです。
まずそのことを自分に対して攻めるのではなく
「守りたかったんだね。」
と言ってあげてくださいね。
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