本当の自分が拗ねちゃいますよ!
従順でいることで親が喜ぶ。
従順でいることで親の感情の火の粉を被らずに済むから。
常に親の顔色を気にして機嫌が悪そうなら機嫌をとって。
そうやって生き延びる。
人前で恥をかかされる。
言われたくないことを言われて笑い者にされる。
本当は悔しいけれど我慢して一緒に笑ってやり過ごす。
自分の意思を尊重されない。
欲しい物があっても『それはダメ』と言われ
『こっちの方が断然良い』と言われる。
そうやって自分の感情を抑え、自分の考えや意志を感じないようにする。
そしてこう思う。
「私は何も望んではいけない。」
「私は自由を望んではいけない。」
「私は自分の考えを持ってはいけない。」
「私は自分の気持ちを誰にも理解されない。」
だから
そのうち自分の意思や考えが消えていく。
誰かに「あなたはどう思う?」「どう感じた?」
そう聞かれても答えようがない。
親からは誰にどう思われるか?ということが大事だ。と叩き込まれる。
だから
誰かにどう見られ、どう思われるかということだけは気にするようになる。
最初はうまくいっていた。
自分を消すことで。
けれど大人に近付くに連れて
どこか、違和感を感じ始める。
自分と周りの人達との色々な感覚の違いに戸惑う。
やがて自分は色んなことを諦めてきたのだと気がつくのです。
本当の自分はずっと気がついてくれる日を待っています。
健気に。
拗ねちゃってるかもしれませんが
宥めることができるのは他ならぬ自分自身です。
気が付いてあげられたなら大きな前進。
そこから共に歩んで行けたら良いですね。
大丈夫。
気が付けたのだから…
本日の音声配信 stand,fm
内容は違えど心に傷がない人はいないと私は思っています。
傷によって何かを学び取り決断し、自分を守ってきた。
そうやって生き延びて来られた。
それは間違いじゃないんです。
それで上手くいってる時はそれで良い。
いつしかそれで違和感を感じ始めたら
本当の自分を出しても良い時が来たということかもしれません。
そしたら、その子のお話を聞いてやってください。
色々教えてくれると思いますから。
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