NHK朝ドラ「虎に翼」
2024年4月19日放送
虎に翼
今日の放送の登場人物達の言葉に、いくつか反応した自分がいました。
(毎回何らかの反応は起きているのですが…)
「私思ったの。怒り続けることも弱音を吐くのと同じくらい大事だって…
だから私達の前では好きなだけ嫌な感じでいて😄」
怒りによって何とかその場に立っていられることもある。
「自分で決めたんだろう!」
そうですとも、自分で決めました。
自分で決めても後になって後悔することだってある。
失敗したなって思うこともある。
こんなはずではなかったってこともある。
想像を遥かに超えることもある。
そして、もっと強く反応したセリフが今日はあるのです。
「虎に翼」のセリフはどれもこれも朝から私をワクワクさせる。
そして全体的に男性に対して思うところが多々出てくるのですが…
(まだあるのね。って毎回自分でも思う😆)
今の日本であっても実際こんな風に母親の前で語れる夫はどれくらいいるだろうか?
お嫁に来た主人公(寅子)の親友 花江が自分のことを友人達に
『兄のお嫁さんで私の義理の姉』と紹介されたことや
寅子が学友達と学びを深めている様子を見ると自分はその輪に入れず一人ぼっちだ。
義母も私のことはどんなに家事を頑張ってもお料理も褒めてくれない。
そう言って泣くシーンで花江の夫が隠れて聞いていて出てくる。
「わかる。俺にはわかるよ。
お母さんは大好きな息子を取られたみたいで寂しいんだろう?」
(実際このドラマの中ではそうでは無いのですが💦
でも、嫁姑問題っていつの時代でもあるでしょう。)
「でも、ごめん、俺は花江ちゃんの味方。
花江ちゃんが一番。
だからこの家、出ようかな?
二人で顔色気にしてばっかじゃお互いのこと本当に嫌いになっちゃうでしょう?
俺はそれは嫌だな。」
ドラマ内では少しピンボケなところがある息子なのですが
こういうことを堂々と母親や第三者達がいる前で言ってのけることって
なかなか出来ないと思うのです。
この言葉でどれだけ花江は救われただろう。
そして義母もそんなつもりはなかったけれど、我が家の味付けを覚えてもらいたくて
優しく気使いながら言っていただけかもしれない。
でもそれは実はお互い疲れていた。
義母は
息子と花江の幸せが一番だと笑顔で伝えている。
いつの時代もそうだと思う。
自分が出来ないところや気が付かなかったところを
パートナーが動いてくれて助かっているところは沢山ある。
だからうまくいってるんだということ。
そのことに対して
ちゃんと感謝の気持ちを伝えることって
どれくらい、できているだろうか?
当たり前の行為なんてないです。
やってもらって当たり前じゃないのです。
女の仕事だ。男の仕事だ。
だからやって当たり前だ。
そんなものはどこにもない。
家族って?
夫婦って?
先日義母が入院したことでバタバタと色々考えを巡らせ
義母にとって、義父にとって、義理兄にとって最善は何だろう?
当事者達がなかなか本音が言えない人達なので
それを探りながら、本当はどうしたいのかを確認しながら
病院の相談員さん、ケアマネさんと毎日連絡を取り合い
間に入ってもらったりして
忙しなく思考が止まらずに動いている自分を感じ
改めて思う。
「虎に翼」
世の男性達にも見てほしい番組だなと思いながら毎日楽しみにしている私です。
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