#431 カウンセリング:心にも栄養と休息を。

カウンセリング:理想と現実は違う

「生きる」ということは本当に大変なこと。
大変なことを私達は毎日乗り越えているのだと改めて思います。
だから、独りで何もかも背負わなくていい。
背負い過ぎて息が続かなくなる前に自分に優しくしてあげたらいい。

お腹がすけば食べて
疲れたら寝て
そしたらまた動き出せるように。

心にだって同じように栄養と休息を与えてあげたらいい。


先日ゴッホ展に行ってきました。
SNSで投稿した記事に加筆しての投稿です。


支えられていたとしても
生きる
ということは本当に大変なこと

大変なことを私達は毎日乗り越えているのだと
改めて思います

ー理想と現実は違うー

ゴッホ展に行ってきました(ネタバレあります)

保育士になりたての頃学びを胸にワクワクしていたけれど

いざ働き始めたら

え?え?え???

てことが連続で起き…

でも上にそれを言うには新米の私には無理無理で😭

少しずつ折り合いをつける術を学ぶ

これが大人?になることか?

と疑問も湧く




ゴッホは37歳で生涯を自ら終えました

「音楽のように人を慰められる絵を描きたい」

と思っていたゴッホの絵は
自分の掲げていた理想から途中乖離しているような
絵の色彩と思いは裏腹なような…

私にはそう見えました

それでも36歳
心の病で入院しながら弟夫婦に支えられて絵を描き続け
37歳で自死し
弟もその半年後亡くなります

弟嫁のヨーさんがここから素晴らしく立ち回ります

ゴッホの絵を広く知ってもらう為
けれど世に出す絵は物凄く考えて大切にされました

弟夫婦の間にできた子供の名はゴッホと同じ名です

「兄さんのように決断力と勇気ある人になってほしい」

と願って名付けたと
弟から入院中のゴッホへの手紙に記されてました

純粋であればあるほどに傷付き苦しむことがある

折り合いをつけるとは自分を曲げるようであり
汚すようであり
諦めでもあり…




保育士の頃、私は悩んで
ある日突然倒れて入院しました

別のところで再度保育士をしたのですが
そこで出会った同じ園で働く栄養士の彼女に支えられていたのを
思い出しました

これは私の主観ですが
ゴッホは孤独なようでいて家族に支えられていたのだなと感じたと同時に

ゴッホもそう感じていたとしたなら
羨ましくもあります(私の親兄弟を思うとです)

ヨーさんはゴッホが37歳で生涯を閉じるまで弟と支え続けた以上に
その後もご苦労されたと思いますが
ゴッホの絵を広く知らせることができ
ヨーさんの息子さんは今もその後を受け継いでおられます

支えられていたとしても
生きる
ということは本当に大変なこと

大変なことを私達は毎日乗り越えているのだと
改めて思います


2025年8月20日Facebook記事↓


生きるとは

生きるとは

特に小学3年から4年生頃の年齢の子供は
この「生きる」ということに真剣に考える時期があるそうです。

とても哲学的にね。

だけど、その子供が立てた問に対して
まともに答えられる大人が居ない。
もしくは
あまりにも少ないのかもしれません。

私の経験として小学3年の頃、夜寝る前に4っつ年上の姉に

「死んだらどうなるんやろうね」

と聞いたことがあります。

姉は暫く黙って考えてから
「そんなこと考えやんと、はよう(早く)寝な!」

と言われてしまいました。
姉にも分からないよね、そんなこと。


私達は皆誰もが幸せになりたいと願い生きていると思います。

ただ…

幸せになりたい。

これだと「今幸せじゃない。」

と捉えることもできます。

だけど
「今ある幸せ」に気が付けなくて
後から気が付く」ってことの方が圧倒的に多い気がします。

アポロ13号のリーダーがパニックに陥ったスタッフ達に
「無いものに目を向けるのではなく有るものに目を向けてくれ」
という意味の言葉を確か言ったように記憶しているのですが…

そこから何とか危機を乗り切っていった。


だからと言って今お辛い状況の方達に「今ある幸せ」を見付けてね。

なんて話じゃないですからね。そこは誤解しないでくださいね。

独りじゃないですよ、きっと。

つまり、独りじゃないですよ。

ってことが言いたい。

(アポロ13号は独りじゃかなり難しかったと思います。
皆で”今生きている機能”を探して乗り切った。
アポロに乗っていた二人は皆が助けようとしてくれているのを知っていたから
諦めずに頑張れたと思います。それぞれが独りじゃなかった。

そして私自身の体験として
あの時もあの時もあの時も
孤独なようで誰かがいたから今もこうして生き延び続けている。)

そりゃ毎日乗り切っていくのは自分です。
だけど

「独りじゃない。」

って思って生きるのと

「毎日独りで全てを抱えて乗り切っていかないといけない!」

って思って誰も頼らずに生きるのでは
心の余裕が全然違うと思います

誰かを支え、誰かに支えられながら私達は生きていけば良い。

何もかも独りで背負わなくていい。

ちょっとしんどい時は話を聞いてもらって目に見えない荷物を降ろしたら良い。

そしたらまた歩き出せる。

エネルギーチャージしながら進めばいい。

お腹がすけば食べて
疲れたら寝て
そしたらまた動き出せるように。

心にだって同じように栄養と休息を与えてあげたらいい。

一人で背負い続けたら
息が続かなくなってしまいますからね。

息が続かないということは呼吸が止まるってことですから
そうなる前に自分に優しくしてあげてくださいね。

本日の音声配信 stand,fm

カウンセリングにクライエントさんが来られる時の目的は
それぞれだけど
カウンセラーは常にクライエントさんの「今」に注目し
心と思考の一致を大事にしております。

参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてチェックしよう!
カウンセリングのお問い合わせはこちら
カウンセリングを受けようと行動を起こすには それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

お気軽にお問い合わせくださいね。
カウンセリングで感じたこと

コメント

タイトルとURLをコピーしました