人は思う通りにはならない=怒りが湧く???
それもプロセス
何かに行き詰まった時、自分一人では困難だと感じたら
別の視点からの言葉が欲しくて誰かに相談してみようと思うかもしれません。
その時、人は誰に相談しようかと自分の頭の中で適任の人を検索かけます。
今まで仕事でやりとりしてきた人。
昔から自分のことをよく知ってくれている人。
全く違う世界にいるSNSで知りあった人。
もしくは、その道のプロかもしれない。
プロって言ってもね
色々ありますよ?
「資格があるから絶対大丈夫!」はないのです。
だって人と人との相性だってあるでしょう?
例えば誰に悩みを相談するか?
ここで大きく分かれてくるのが
有資格者か無資格者か。
知人、友人、先輩、上司、親、兄弟姉妹とかならば無料です。
SNSで知り合った人であっても資格のない人なら無料よ。
でも
資格のある人ならば対価は当然プロですから発生します。
そして、対価を頂く側は覚悟を持ってお引き受けしております。
資格のない人に悩みを相談した場合、
思わぬ言葉が返ってきて傷つくこともあるかもしれません。
だけれども、それを見て
無資格で相談に乗って相手を傷つけた人に有資格者が無資格者に対して
「貴方は相談を受ける資格がない。」
なんてことは言えないのです。
でもカウンセリングの学びを深めていた頃、
私は直接は言わないけれど偉っそうに心の中で言ってましたね😅
オッホッホ💨
もう時効と思って言うけどな!
だからそれもプロセスの一つなんです
カウンセラーがクライエントの傷に更に傷の上塗りをすることは
御法度だと思います。
なんせ対価を頂いてプロとして活動しているわけですからね。
ここで二つお伝えしたい大事なこと。
・それでも無資格の人であっても過去の経験から言葉を選んで
プロの様に相談に乗れる方もおられます。
そして
・プロで資格のある者であっても、まだ十分に向き合えていない方もおられます。
私の場合で言えば得意とするのが親子関係・人間関係ですが
セクシャリティについては実は得意ではないのです。
経験と学びが足りていないと自覚してます。
ここでは詳細は書きませんが
異性に対して「嫌悪感」と「恐怖」と「気持ち悪さ」を持つ切っ掛けとなった
出来事はあります。
ですがそこに対しては、
まだまだ深いところまで自分自身をケア仕切れていないと思っているからです。
全てにおいて完璧な人は居ない。
話を戻しましょう。
例えば病院の先生。
一人で総合病院できる人 居ないでしょ?
総合病院には大勢の人が必要です。
外科も麻酔科も皮膚科も内科も(内科の中でも胃腸科、循環器科とかさ)
脳外科も整形外科も耳鼻咽喉科も
全てオールマイティーに一人でできるドクターなんて居ないでしょう?
だからカウンセラーなら何に特化した人なのか
ホームページなどでその人がどんな人なのか
何について発信している人なのか
プロフィールなどで確認したり
SNSなどの発信などで、お人柄を見て見たり
blog見てみたりして判断材料の一つとして確認するのではないでしょうか。
それでも合う合わないはあります。
人と人ですから。
そして、そうやって積み上げて自分に合う人を探していくことが
プロセスだとも私は個人的に思っている。
過去に私は学校の先生やお医者さんに対して
「先生や医者になる前に
カウンセリングのお勉強も必須にしてもらいたいものやわ!
自分の傷を見てないからあんなこと平気で言えるねん!」
ってよく怒ってました。
そうやって怒りの感情を感じている私自身
自分のケアが不足していたんですけどね💦
つまり、人は人を変えられないのです。
さっき書きましたよね
対価を頂く側は覚悟を持ってお引き受けしております。
資格のない人に悩みを相談した場合、
思わぬ言葉が返ってきて傷つくこともあるかもしれません。
だけれども、それを見て
無資格で相談に乗って相手を傷つけた人に有資格者が無資格者に対して
「貴方は相談を受ける資格がない。」
なんてことは言えないのです。
有資格者は何年も掛けて学び
そして経験を積み
自分の問題とも向き合いクリアーにしながら
そこへも相当の投資をしております。
プロやから。
アスリートが日々トレーニングするのと同じ様に。
だからといって無資格で相談に乗り相手を傷つけたとしても
「貴方は相談を受ける資格がない。」
「言葉の重みを知っているのか。」
「聴き方を学んできたのか?」
と言ってその人の行動を自分の思う通りに変えることは出来ません。
むしろ、私なら、
そこで反応して怒りを感じている自分を見てあげたい。
と思う。
過去の私もそんなこと感じていたことがあったし
今でも反応して感じることありますから。
資格あるとか無いとか
経験があるとか無いとか
ではなくて、
悩みを相談をしたいと思っている人が
誰に相談するか自分で決めていいし、そのプロセスも大切。
そして何よりプロとして大切なこと。
だけれども私はカウンセラーとして大切にしていることもある。
内科医が検査して
これは手術が必要だと思ったら総合病院を紹介する様に
私なら
連携している同職者で
クライエントが抱えている悩みに合った分野を得意とするカウンセラーに
お繋ぎすること。
これも大切なことだと思っている。
〇〇であるべき!は視野を狭くする。
最後に
カウンセリングを依頼する人。
カウンセリングの依頼をお引き受けする人。
ここに有資格者がジャッジして誰かを責めることがないように。
ジャッジは視野を狭めたり可能性を否定してしまうと思うから。
大きな心で居たい。
つまり
親子関係で言うと
我が子がアルバイト先や学校で痛い目にあって帰ってきても
親がその出来事に振り回されるのではなく
子供が受けた経験の中でその子の感情を引き受けられる心で居たい。
命に関わることでない限り。
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