#397 夫婦・親子関係:喧嘩・感謝・謝罪

人を受け入れる前に、自分を受け入れることができているか?


喧嘩や感謝・謝罪に「(互いが)自分を受け入れる」こと、とどういう関係があるのか?
そう思われるかもしれませんが
これ、とっても重要なことです。

難しいことかもしれませんが
例えば
親はいつか死ぬ。
自分の大切な存在もいつか死ぬ。

でもそれを見ずに自立しないで居続けることは
いつか来るその日が明日来た時、今来た時、

来てから考えるのでは
あまりにも遅すぎる。

今を生きる とは

今を生き切ることの延長に未来がある

とか…

この言葉はやがてくる未来を見ずに
今を生き切る。

そういうことではありません。

問題から目を逸らし続けてはいけない時もあるのです。


一昨日(2024/9/24)はSNSでこんなこと書きました。

相手のことも
自分のことも
認めることができていると
ごめんね

ありがとう

自然に言えるよね😊
午前の部
終了〜!
お昼食べるぞぉ〜!
おかーしゃん
今日は何食べましゅか?
昨夜調子悪くて食べられなかったので
昨夜の残り😂

自分を認めるのが先です。

子供時代、親から「お前が悪い!ちゃんとお姉(兄)ちゃんに謝りなさい!」
まだ言葉でうまく伝えられない年齢の時期から、そうやって言われてきませんでしたか?

そして自分が悪いのか?間違っているのか?の腹落ちしていない中で
無理やり謝らされてきた。


自分なりに一生懸命努力して上達しようと頑張っている最中に
その努力を踏み躙るようなことを言われてきませんでしたか?

いつも誰かと比較されて「今の自分」を承認されず
常に「誰か」みたいになることを期待されてきませんでしたか?

それが続いて自分を
「ダメだ」
「今のままじゃ足りない」
「でもどうしたら良いのか」
分からずに、分からないから闇雲に承認されたくて走り続けては空回り。

そしてまた
「やっぱりお前は何をやっても中途半端」
「無駄無駄」
やがて
「どうせ出来ないっしょ」
とやる前から諦める癖がつく。

最初に他者(主に親です。だから親の責任は大きい。)から認められることで
「今の自分」を受け入れることができるようになると言うのに…

それが極端に少ないか、もしくはその育みが無ければ
他者を受け入れることは当然難しいってものです。

「今の自分を受け入れる」と言うことは
「そのままの自分」をジャッジなく認めることですから。

できるから良くて
できないからダメ

という視点では見ないので。
それを自分にしてあげることです。


何か問題が起きた時。
それが自分のことだけで済む話なら良いのですが
誰かを巻き込んでいる場合。

いいえ、誰かを巻き込んでいたとしても
自分を受け入れることができていないと
※相手から攻めを負うのを恐れて自分に都合がいい解釈をして
それで押し通そうとし
そのことで相手を傷つけてしまったり
相手に負担をかけていても素直に感謝や謝罪ができなかったりして
話し合いや会話ができなくなる。

(※つまり問題は後回し、先送り、そうやって逃げ続けることで
最終段階で最も困るのは自分です。
けれど、そこを見ずに逃げ続ける。
それまでに困っている人がいて、その困っている人は
この先どうなっていくかを見ないふりせずに見ているからこそです。)

「今の自分」を自分が受け入れ認めることが先です。
そしたら相手に対して「感謝」も「謝罪」もできるし話し合いもスムーズにできます。

同じ感謝と謝罪の言葉を言っていても…その言葉、歪んでいないでしょうか?

幼い頃、お友達と喧嘩して「昨日はごめんね。」って謝ってもらえた時
相手が非を認めてくれたことで「ううん、私(僕)もごめんね。」
って素直に謝れなかったでしょうか?

それがいつしか歪んで
揉めたままが嫌だから自分が謝れば丸く治る。
明日からまた顔を合わせ辛くなるのも面倒臭くて嫌だし…
(一歩外に出たら、そうやって折り合いをつけなければいけない時もある。
そしたらそんな大人の事情を自分だけは分かって上げておいて欲しいなと思います。
ですが、譲れないものもあるはずです。
その譲れないものを譲ることで大事な人を巻き込み傷つけることもあります。
そこは譲ってはいけません。)

言葉と行動が一致しないままだと自分に苦しみを与え続けることとなります。
そうすると、今度は本来向けるべき相手ではない自分より弱者(家族)に対して
そのストレスの吐き口にして、一番大切な関係を自ら壊すことになります。
しかも、これ、無自覚だったりもします。

自分より弱者と思っているんだから、その弱者に負けることは許されないからね。
勝ち負けで話し合いを意識し同じ方向を見て進めなくなります。

それは本望でしょうか?

さらに自分の都合で大切にしなければいけない優先順位を間違っていないだろうか?


もし、自分を受け入れるとか、そんなの無理やし、よく分からんし!

そう思われるのであれば、それは当たり前のことかもしれません。

自分を承認されて来なかったか、その育みが極端に少なかったとしたら
「無理」「よく分からん。」
と思うのは当たり前ですよ。

ただ、そう思った瞬間、どんな感情が湧いてきましたか?
恐らく、じわっと怒りが湧いた人が多いのではないでしょうか?

その怒りは
「わかってもらえなかった」
「気づいてもらえなかった」
「聞いてもらえなかった」
切なくて悲しい怒りかもしれません。

そして、「さっさと諦める」「面倒臭いし、今じゃなくてもまだ先でいいや」
そう思うことで回避してきたのかもしれません。
その回避が大切な優先順位を誤り大切な人を傷つける繰り返しが行われてきたかもしれません。

そういう自分をまず知ってあげるところから始めてみるのも良いかもしれません。

自分を受け入れる最初の一歩ですね。

本日の音声配信 stand,fm

人間関係のもつれは相手の言葉を歪んで受け取ってしまうパターンや
人の受け入れ方が分からなくて
どの言葉を選択したらいいのかさえ分からなくて
勢いで話してしまって
相手を怒らせてしまったり…

仲良くしたい
楽しく過ごしたい

そう思っていても、チグハグな行動をしてしまうことも…

今日の配信、ブログでは「口論」「喧嘩」にフォーカスして見ました。

仲良くしたい
楽しく過ごしたい

ここにも繋がってくると思いますが、そこについてはまた今度。

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その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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