トラウマ・ケア 4章 読書会

あなたのその感情は大切なあなただけのものだから

今回は災害によるトラウマ・ケアでした。

持病の痛みでブログが書けず少し遅くなりましたが…
先日、里香さん主催の「トラウマ・ケア読書会 第4章」参加しました。
 
今回は災害によるトラウマ・ケアについて。
 
里香さんが分かりやすく書いてくださっているので
ここでは私が今回参加してみて感じた事をつらつら書きたいと思います。

    

トラウマは少しずつ癒えていくものだから。

この仕事をするのに私達のような心理職者は「自分の心のケアが大事だ。」と
最初に教わった記憶があります。
 
クライエントが自分の過去と似たような傷を持っていて話をされた時、
その傷のケアができていないと反応するからです。
 
だけど、ケアができていてもその傷がなくなるわけではありません。
 
少しずつ癒えていく物だからです。
 
一瞬で消えて無くなるトラウマの傷なんてないです。
 

自分のその感じている感情は大切なあなたへのお知らせです。

私はこの仕事を始めた頃、クライエントが話す内容に反応しないよう
感情を切って聴いていた時期がありました。
 
今思い返してみればあの時そうだったなと…思うところがあります。
感情を切って聴くと最初の頃は楽に感じられましたが
徐々に苦しくなってきたんですね。
 
当たり前です。
 
それで、これはいかん💦やばいぞ私😅
 
ってなりました。
 
里香さんが今回の読書会で話しておられたのですが
セッションが終わってクラエイントが帰宅された後
泣きながら野菜を切っていたという場面。
 
その場では私は何も言いませんでしたが
かなりホッとしたんですね。
 
そうよね、そうなんだよね、、、と。
 
私達は人間です。
完璧ではないから人間なんですよ。
 
もちろんプロならできないといけないところもありますでしょう。
それ、やったらアカンってこともあるでしょう。
 
だけどその感じている感情は私が悪いわけではない。
私の感情なんですから。
大事にしてあげないとね。
 
って思うんです。
 

そのパターンを繰り返さないために大切なこと。

反応した時は必ずチェックします。
何に反応してざわついたのか。
ノートに書いてみたりカード引っ張り出して確認したり。
数日かかることもあります。
 
それでも分からない時は一度「ええ〜い!もう分からんわい!」
って放り出すことも笑。
 
だけど一度離れてみたら「!」急に分かることもあります。
 
ここで大事なことは
 
反応したのに、ほったらかしにしない事。
 
なんだと思います。繰り返さないためにです。
 
それがカウンセラーとクライエント両者にとって大切なこと。
 
ちなみに私は自分でどうやっても分からない時は
必ずスーパーバイズを受けています。
 
また定期的にセッションは受け続けております。

何でもかんでも無理矢理にでも見たらええってもんじゃないです。

この繰り返さないために…
 
っていうのは、最初繰り返していること自体気が付かないことが多いんですよね。
この繰り返すパターンに気がつけた時
「なんでやろ」ってところに心が動いたら回復が始まっているのかもです。
 
とは言うものの…
今回の読書会では災害によるトラウマ・ケアでした。
 
災害の場合、なかなか実は難しいかもしれません。
(災害でなくてもトラウマは今日明日で何とかなるもんではないですが^^;)
 
分かっていても何とかやり過ごす方法で生き延びて来られることもあります。
それもアリです。
 
それを繰り返しながら「ああ、もうこれどうにかしたい!」って思えた時が
その時ですから。
 
自分のペースを大事にされてほしいなと思います。

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