愛されたければ大切にされたければ評価されたければ先に与えなさい?

そう教え込まれてしまったら愛欲しさにやっちゃうかもね。

だけど、自分の手元にないものを出す苦しみを教えた人はわかっていないかもですね。

愛されたければ
大切にされたければ
評価されたければ
まずあなたが相手にそれを与えなさい。
 
これは個人的な意見ですが間違ってる。
 
反面教師ができる人もいますが大半困難です。
 
まず先にその育みを与えられ体得したり体感したりすることが大切。
 
先に与えなさいって残酷。

与えた愛を相手も欲していなければ思うような反応は得られない。

例えば愛に飢えた人がいて、本人そのことに気がついていなかったとしたら
「僕は私はこんなに尽くしているのに、なんで同じくらい尽くして愛してくれないの?」
って思うかもしれません。
 
そう思って当たり前ですね…
 
愛に飢えてるんですもの。
自分が欲しい愛を相手に与える行為の理由は
自分が欲しいものは相手も欲しいだろうと予測立てるものです。
相手を思っているから相手を喜ばしたいと思うからね。
 
だけど、相手は思ったように喜んではくれない。
 
これも当たり前ね。
 
相手は生い立ちの育みの中で、そこは親から十分に与えられてきていたとすれば?
欲しないですね。
 
だけど別のものを欲してるかもしれない。
 
そこが相手と自分の欲するものの違うところです。
一致していないということです。
 

同じ景色は見れないものだから。

親子関係のもつれでよくあるケースの一つとして。
 
親の生い立ちの中で例えばお金に苦労して幼少期に自分のやりたい習い事や学校やスポーツができなかった場合。
 
子供には同じ思いをさせたくないと思って自分がやりたかったことを子供にやらせてあげようとしてしまう。
きっとこれ、やりたいと思っているに違いない。
自分がしたかったことだから…
 
結婚式も質素だったとか、駆け落ち同然で式ができなかったとか…
 
すると子供がやりたいと思ってもいないような式の内容になったり
親が着たかったけど着れなかった花嫁衣装を沢山着せられたり…
 
てなことが起こるかもしれません。
 
お金に親が苦労した分、子供にはものを与えてあげることが愛だと。
子供自身が欲してない物であろうが関係なく沢山与え続ける。
 
だけど子供側は違う。
 
物ではなく、子供が欲しているものは「言葉」だったりします。
 
温かい言葉。安心できる言葉。お金では買えない沢山の愛のこもった言葉達です。

親は愛を与えてきたつもり。でもそこに一致感はないと…

一致感。
つまり、自分の思いや考えと相手の思いや考えは同じではない場合
相手は押し付けられたと感じる。
 
これ親子の場合、特に子供は親に自分の気持ちを言う許可が
出せなかったりします。
 
親からの圧を強く感じるからね。
 
だから、必ず要所要所で子供の気持ちを言える環境を作っておくこと。
 
そして子供の思いを尊重すること。
 
この育みを大事にされることで
子供は自分を大事に大切に思ってくれているんだと感じられます。
 
もし親との約束で子供が楽しみにしていたイベントがダメになったとき
 
ちゃんと説明をしてあげること。
そして別日をちゃんと設けてあげること。
約束を果たせなくなったことについて親であっても子供に謝ること。
それでもゴネたとしても、そのごねることを最後までゴネ切るまで
傍にいて温かく見守ってあげること。
 
子供はそれを許された時、安心します。

藤田さん、そんなことよく言うね。できないよ。

ですよねぇ〜〜〜
できなくても当たり前なんです。
 
これ、与えられていないですやん?
 
できないのには理由があるんです。
 
ないものを出すことの苦しみです。
 
最初の方で書きましたよね?
 
「先に与えなさい。」と教えられたら苦しいですよね。
 
そういうことなんです。
 
そして、なんでそれ、自分はないんだろうか?
というところから始めてみませんか?
 
カウンセリグとはそういうところです。

とは言ってもね…

どんなに素晴らしい親であっても
 
子供は受け取っていないものがあって当たり前なんだ。
 
と言うことも付け加えておきますね。
 
私たちは完璧じゃないからね。
そして完璧でなくていいんです。
補い合い助け合っていけばいいんだから。

カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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