それは親の問題(荷物)子供のせいにしてはいけません。

 いつまで、どこまで手と口と足を親は出すか。それが問題だよね〜💦

子供の痛みは親の痛み。

昨日stand,fmで配信した内容をちょと違う角度から書きますね。とお約束をしたので。

子供が痛い思いをするのを見るのは親なら辛いものですね。

お友達から仲間外れにされる。
嫌がらせを受ける。
恥をかかされる。
晒し者にされる。
叱られる。

これをされると分かっている場合、できるだけ回避できるようにしてあげたいと思う。

そりゃそうです。

だって子供の痛みは親の痛みですからね。

問題は、その痛み全てを回避させることがええことか?って話です。

私のイケメン息子が幼稚園の頃、交通安全教室っていうのが年に一度あって
お巡りさんが来て腹話術でお人形さんと面白おかしくお話ししてくださったんです。

そのお巡りさんが最後に親たちにこう言いました。

「僕らは子供は経験を沢山した方が良いと思っています。
だけど、命を失う経験だけはさせることはできないんです。
どうか、交通安全を親御さんの方からもしっかり教えてあげて欲しいです。」

そうお話しされました。

その通りだと思います。

経験は大事です。

だけどもさせられない、させたくない経験もありますよね。

そして、でも、逆に、

その経験を親が手出し足だし口出しして回避させ続けることで何が起きるのか
考えて見て欲しいんです。

させられない経験もあります。
だけど
させないといけない経験もあります。

できる限り親が関わるのは最小限で!

今まで親が色々子供の意思を尊重することなく決めてきた場合。

(親側は、「いいえ、侑杏恵さん、ちゃんとうちは子供に聞いて決めて来ました。」
って方もおられると思います。その方はOKです。
ただし、子供が親の意を汲んでいた場合は別です。

子供が自分で最初から色々決めるのは困難です。

そしたらこの先「生きていくためにも様々な場で「交渉」できるように」
サポートしてあげてください。

まず最初に
困ったことが起きて相談に来たら…

そうですねstand,fmでも話した夏休みの宿題の話にしましょうか。

夏休みがもう直ぐ終わるって時期にね、まだ終わっていない宿題について。

こちらから選択種をいくつか提案してあげましょうか。

・宿題しないで行く。
・先生に少し待ってもらうように自分で頼む。
・自分で頑張るけど、わからないところは教えてあげる。

いくつか選択種を伝えて、どれを選んでもOKにする。

・宿題やらずに、、、を選んだ時は

「あら、そう?じゃぁそうしなさい。」で終わってください。
学校でどんな流れが起きるかはわかりませんが、その宿題は自分の宿題です。
やるもやらないも自分で決めていいんです。

・先生に少し待ってもらうように自分で頼む。
おお〜〜〜自分で交渉するって言うたのですね。
なかなかじゃないですか!
ダメでもそのチャレンジ精神は素晴らしいと思います。

・自分でやるけど、、、を選んだ時は是非最後まで怒らずに応援してあげてください。

可能なら笑いも含めて。

そしてやり遂げた時、無茶苦茶褒めてあげてください。
どんな出来であっても、不出来であっても、絶対ジャッジしないでくださいね。

困った時、自分にはサポーターがいる。という実感が大事

何でこんなことって思うかもしれませんが…
どういう状況下であっても黙って自分に任せて支えてくれる人がいるっていうのは
かなり大きな力になります。

人生これから先、色々ありますよ。
その時に、この経験の積み重ねが力になります。

ああ、他のやり方もあるんだと自分で探せる資源を沢山持つことになる。

いつまでも親が肩代わりしていたら、
この先の人生で起きる経験はもっと大きな出来事になっていく。
その時になって親が一緒に決められるんでしょうか?

もう、子供の住む世界は親とは違う世界です。

親はいつまでそこに対して理解し介入できるのでしょうか?

そして責任取れるのでしょうか?

子供の人生、親に責任なんか取れやしませんよ。

私はそう思います。

親は子供の役に立ちたいと思う。

当然です。
そりゃそうです。

ただ、それは子供が求めて来た時に最強に働きますが
子供から求めて来ていないのに役に立とうとするのは

うざがられるだけです。

子供はできるだけ自分の力でやりたいのです。

親は子供の役に立ちたいけど
子供は自分だけの力で何とかしたいんです。

その邪魔をすることが子供から経験を奪い力を奪い生きる力も奪うことになります。

これ、命に関わるとしたら?って思いませんか?

「もう、これ以上は無理だ。」

っていう判断も自分でできる力を奪うことになりませんか?

親は子供に帰れる場所を用意しておくだけで十分です。

ボロボロになっても
「お帰り。よう頑張った。疲れたやろ。」
そう言って何にも責めずに安心してご飯を食べられて安心して眠れる場所を
用意しておくだけで十分です。

その場所さえあれば、リベンジしますよ!!!

そしたら、また笑顔で送り出してあげればいいんです。

子供がどんな選択をしたとしてもです。

(学校で辛い思いをして不登校を選択した時、命を守る選択ができますように…
という意味でも。自分を痛めつけるパターンを持たせない為にも。)

親側にそれが許せない傷がある時はこれらは困難かもしれません。

子供の諸々をどうしても大きな心で見れない。

その場合は、あなたがそれだけ

誰かの考えや誰かの思いや誰かの行動をずっと選択させられて来た。

ということかもしれません。

だけど、あたかもそれが自分の考えで自分の思いで自分の行動だと思い込まされて来ている。

魂レベルでは

「それ違うよ!!!」「私の考えじゃない!」「本当はそうしたいんじゃない!」

って叫んでいるから怒りが出るんです。

その声にあなたが耳を貸さないからね。

できない自分がダメなわけではないです。
それだけしんどい人生を生きて来たってことです。

そこを認めてあげてくださいね。

#188 それは親の問題(荷物)子供のせいにしてはいけません。

2023/8/11 配信 stand,fm

昨日も「音声配信アーカイブ」でアップしましたが今日も貼っておきますね。
※メールでブログの更新を受け取っている方は音声配信がメールからは飛べないので
お手数ですがHPブログまでお越しくださいませm(_ _)m

いつまでも親は子供の手荷物を持ってあげられないし
親も持ち続けることに疲れて
あなたのせいで肩こりしたわ!
なんて通らない話です。


カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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