親子・夫婦・人間関係。生き辛さ。

それでも私の体は生きようとしているんだ。

クライエントさんの許可をいただき書かせていただきます。

「それでも私たちの体は何があっても生きようとしている。」

そういう話です。

僕たちはそうやって生きていくんだ。

「福来くん、これからも人生は色々ある。
まだまだこんなもんじゃない。
嬉しいことも辛いことも沢山あるよ。
だから嬉しい時は気持ちよく歌って
辛い時はやけのやん八で歌う。
福来くんだけじゃない、僕だって藤村ちゃんだって、きっとそうだ。
僕たちはそうやって生きていくんだよ。」

NHK朝ドラ「らんまん」が終わって今「ブギウギ」引き続き観ています。
先々週だったかな、草彅剛さん演じるジャズ作曲家、羽島先生が
主役の趣里さん演じるスズ子に伝えたシーンを見た時

あるクライエントさんの言葉を思い出しました。


私たちがこの世に生まれてきたのは「経験」をするために生まれてきたのだ。
とか
前世?過去生?で死ぬ時に「次生まれてくる時はこういう人生を生きたい。」
と決断して生まれてきたのだ。
とか
そういう話も聞いたことあるけれど
それが嘘か本当かどうかは別として

「人生は色々ある。」

と思います。

そしてもし、生まれてきて何も変化がなければ
それはそれで、きっと退屈な人生なんだと私は思ったことがあります。
『穏やかさの良さ』を知るには
『そうでなかった経験』があることで知れるんだと思うから。


とは言っても、生きていくのが辛い経験をすると
時間は止まらないし
家族の機能が不全していくのを何とかしなきゃと思って
子供は自分の感情に蓋をし続けることがあります。

そしてその結果、何かの拍子に張り詰めていた糸がプツンと切れて
やっと自分の限界を超えて頑張り続けていた心と体に
休む許可を与えられ
例えば

お布団からなかなか出られない…

なんて事が起きるかもしれない。

そんな日々が長いこと続き、人によっては病院に行ってお薬をもらって
何とか生き延びる方もおられるでしょうし
誰かの言葉によって立ち上がれたりできる方もおられるでしょう。

このクライエントさんは、そのどちらでもなく

『ある日、自分の爪を見た時、伸びていたんです。
その伸びた爪を見た時
「あぁ、、、それでも私の体は生きようとしているんだ。」
「もう大丈夫だ。」』

そう思えたのだそうです。


自分の伸びた爪を見て、それでもなんとか生きようとするその姿に
自分の体を通して
自分を信頼することを取り戻されたのかもしれませんね。

「もう大丈夫だ。」そう思えたんです。』

そう言われた時のシーンがとても印象的で素敵でした。


生きていたら、そりゃ色んな事がありますよね。

そしてそれは一人一人起きる事が違う。

それでも再び立ち上がり前を向き一歩一歩、進む姿に
いつも私は感動し尊敬するのです。


カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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