人を思いやる心ではなく自己の目的や結果しか話題にしない時代
年明けて直ぐ、ある神社さんから七草粥のセットと共にお手紙が届きました。
SNSでは投稿しておりますので
何処の神社さんからかご存知の方も居てると思いますが…
そのお手紙にこんなことが書かれていました。
全文は書けませんが今回響いたところを一部抜粋です。
『とかく現世利益の世の中 今は新しい物が良いように見える風潮
人を思いやる心ではなく自己の目的や結果しか話題にしない時代』
この二行が響きました。
今日は結果ありきや目的達成の前に
思いやりの心が未来を彩るのではないか?
ということを書いていきたい。
(綺麗事ではありません。私は綺麗事が嫌いですから。)
※何も結果が良くても関係ないとか目的を持つことがダメって話じゃないです。
早く終わらせろ〜と急がせたあまり失敗した数々の私の子育て
お母さんって忙しいですやん。
朝起きたらあっという間に夜が来ている。
私の子育ては振り返ってみると
イケメン息子の時からそんな生活でした。
結婚までは保育士してましたが
結婚してからは夫が転勤族でしたし仕事を辞めて専業主婦。
(夫は「資格せっかくあるし転勤先でも続けたら?」って言いましたけど
転勤で数年おきにお引越しですし4月7月10月あたりが多い。
しかも異動事例が出るのは半月前です。
幼稚園側も急に言われても困りますしね💦)
それでも
二人の子育てを1日24時間では足りなかったと私は感じている。
そんな私が仕事しながら子育てなんて無理無理💦
だから仕事しながら子育てをされている方は本当に大変だと思う。
繰り返しますが
1日24時間では足りないと感じていたんです。
家事と育児の両立は本当に辛くて苦しかったと思い出される。(遠い目)
余裕が全くなかった。時間に。(家政婦さんが欲しかった!マジで!)
だから少しずつ何かが自分でできるようになっていくイケメン息子に対して
色々過剰に期待する。
結果を早く出せ〜終わらせろ〜 しかも完璧に。
今思えばひどい母親でしたよねぇ…
心に余裕がない。自分に厳しい。優しくなれない。
愛がないんですね。自分に。
そう言えば
サラリーマンでも成績表で一位二位てありますやん。
あれもきついよね。成績晒されるんですからね。
全ては結果ありき。
そのプロセスに注目一切なし。
だから失敗ができないし自分に失敗は絶対許されない。
失敗なく結果を求められる。(これこそ無理ゲェ〜〜〜)
さらにその目的は?と問われる。
目的と手段の取り違いがそこで起きるわな。
親も上司も余裕がないと良きサポートなんて、できやしないんだよ。
失敗は未来に向けて進むための種まき
この歳になるまでの過程で気がついたこと。
失敗は未来に向けての種まきやったな〜です。
(早く気が付きたかったよ😅)
失敗は未来に向けての種まきとするならば
どんな種を蒔いていくかが重要になってくる。
失敗した時、その人がどこを頑張ったか、どう工夫していたか(具体的に)
そこをちゃんと、サポートする側が見つけて
「ほら、こんなところがよくできていたよ。」って承認していくことで
その人にエネルギーを与え、その先の未来へ良い種が蒔かれて繋がっていく。
子育てでも同じことが言えると思う。
そもそも失敗した本人が一番ショックを受けている。
さらに親からぐちゃぐちゃ言われたら成長する機会を奪われてしまう。
失敗には他者からの思いやりあるサポートを受けることによって
失敗の中に詰まった成長への種をその子に蒔いて植えてあげることができる。
だからその子のペース
その人の特性を活かす方向で
その子が、その人が、失敗した時に
サポートをするときは種を蒔いてあげて欲しい。
子育てで沢山失敗した私が言うのも変ですがっっw
でもその失敗をしたことで気がついたことが沢山あったので。
その中に良い種が沢山詰まっていたのを発見できたので
自分に蒔いてあげたわけです。
結果ではなく思いやる心が未来を大きく変える。
つまり
結果ではなく
その人を思いやる気持ちで、今、目の前にいるその人を見ること。
そしたら失敗や結果ではなく、その人が呼吸しやすい環境が整い
本来のその人の力が発揮されるのではないでしょうか。
結果なんて後からついてくるもんだと私は思います。
競争社会で生きさせられてきた私たち世代は
ギスギスした中に居させられてきた過去がある人が多いと思います。
人を信頼し人と繋がることより
人を疑うことを教え込まれてきた。
その負の遺産もこの世代である程度薄められると良いですね。
現実世界では実際、いろんな人がいるからね。
薄める程度でいいんです。
私はそう思います。
最後にこのブログ記事を書く切っ掛けを下さった
宮司さんに心から感謝いたします。
ありがとうございます。
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