生き辛さからの解放を目指して…
今日の記事は過去記事
「人間関係・感情がフリーズする人へ…」
ここともリンクします。
そして発達障害ADHAの方で多く見られると思います。
一気に情報を流されることで頭の中が真っ白になったり
傷つくことを言われても今自分が何に対して傷付いたのかも分からず
フリーズしてしまう。
発達さんでなくてもこういう方おられるのでは無いでしょうか？
今日はそういう方に向けて
また
その周りの人達への支援として書きますね。
理解度のスピードで賢さは計れない。
今朝のfacebookで（旧Twitterでも過去に書きましたが…）
こんな投稿しました。
『何も考えていないわけではないです。
ただ処理するスピードが人より少し遅いだけ。
その人なりの全速力。
100メートル走と同じ。
誰もが同じスピードで走れっこないんだからね。
タイムラグは誰しも多少ある物。
理解度のスピードで賢さは計れない。
タスクの違いはあっても
ちゃんとゴールできるまで頑張る方が
エネルギーだってかなり消耗してます。
そういう理解が大事だと思うのです。』
私自身がADHDなので、そうなのですが、言われている瞬間や話している最中
色んなモヤ！が来る。
そして最後まで、そのポイントを言葉にできないままお別れして
帰宅途中や帰宅後、下手すると数日後にやっと言葉にできる。
これって実は言葉にするまでのプロセスに結構エネルギー消耗しています。
能力的な問題として…
ここについて私のスーパービジョン引き受けてくれている
発達障害当事者でもある先生が教えてくれたことが
「なんでも過去の生い立ちに紐付けなくていい。
ADHDの人は全部とは言わないけど能力的に理解するのに時間がかかる傾向がある。
それは特性だから。
できるだけ言われた時に〇〇するようにしましょう。とかいうアドバイスはあっても
なかなかそれも難しかったりするからね。」
そうです！そうです！その通りです！
なので私は今は言葉にできないけど後から出てきたらまた連絡します。
と伝えるようにしています。
さて、先生も言われた能力的な問題。
理解するのに時間が掛かるんですね。
でもね、時間が掛かるということは
その時間、当事者は分かるまで粘り強く考えてるんです。
例えば、身体能力ならどうですか？
走るのが速い。
跳び箱ができる。
高跳びがよく飛べる。
障害物競争が速い。
球技競技が上手。
これらは見えますもんね。
だから得意不得意でポジション分けする時も
その人にあった場所に配置しやすいですよね。
それは目に見えて分かるから。
それはお互いが了解しやすいですよね。
誰もに優しい世界でありますように…
でも、目には見えない能力的な問題についてはどうでしょうか？
って問いたいのです。
見えない部分だからこその
理解が得られない生き辛さがあります。
だからもし、時間を置いて過去のことで話してきたとしても
その当事者にとっては過去ではなく
今理解してやっと言葉にできる状態が来たということなので
「今頃何言ってるの？」
は無しにしてやって貰いたい。
目に見えない部分での特性は
周りの理解がないと
ただただ、生き辛いだけなので…
そして、一瞬で理解できる人にとっては容易いことに見えても
その容易さは、できる人にとっての容易さであり
できる人にも困難なこと苦手なことがあるはずです。
そこを「なぜできないの？分からないの？」
そういう目で見られた時のことを想像してみて欲しいのです。
それを常に突きつけられる人にとっては
この世界には優しさを感じられない
ただ苦しいだけの世界になってしまうので…
頭の回転が早く理解するスピードの賢さと
人と関わる時の人を理解する、知ろうとする、出来ないことを馬鹿にしない賢さとは
別物だと私は思っている。
だから賢さというものは人を見るときの賢さが実は大事なんじゃないだろうかと…
お互いの違いを
丸く優しく包み合える関係が育ちますように…
そんな世界が広がりますように…
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