人間関係・感情がフリーズする人へ…

自分が傷ついた時、どう対処したら良い分からなくて戦っているのです。

先日音声配信でこんな投稿しました。

#309 肩の荷が降りる。想いを背負う。

#310 自分の感情を感じる為に戦っている。

今日は自分の感情がフリーズしてしまう人に向けて
私の経験を交えてどう捉えていけば良いのか書きますね。


人間関係で傷付いた時、今自分は何を言われたのか?
ショックすぎてフリーズする。
それは言われた内容をどう処理して良いか分からなくて
情報処理が脳内で追いついていないからです。

今日はそんな時、どうしたら良いか(私の場合ですが)4っつの対処法をお伝えします。

※ここに書くことは皆さん、もうよくご存知な内容だと思います。
ただ、その分かっていることであったとしても出来ているかどうかは別だとも思います。
なので、その再確認の意味も込めて読んでいただけると有り難いです。

母親の耳打ち。

上の二つのブログを書いたとき思い出したことがあります。
一つ目は私が保育園にまだ行っていない年齢の頃の話です。

父親が私にお洋服を買ってきたんですね。
その時、母親が「喜んで見せなさい。」と耳打ちしてきた。

この瞬間を今でも鮮明に覚えています。

父親が買ってきた服はどんな色でどんな形をしていたか
全く思い出せないけれど(笑)

その母親からの耳打ちには
母親の意図があり
そこには『私の心』への配慮は感じられません。

この瞬間私は

『自分は何かを素直に感じてはならない。
私が感じて良いのは、誰かのニーズに応じたものだけ。
だからお前は何も感じるな。
それがお前の為だ。』

と入れ込んだ。
まだ保育園にも行っていなかった年齢の時期に。

※大人になるにつれ時にはこういう演技?も必要な瞬間もあるでしょう。
ただ、常に…ってなると違うよね。

スーパービジョン・アドバイザー

私は私と同じ発達障害ADHDでもある臨床心理士から
「スーパービジョン・アドバイザー」を受けています。
ここには自分自身のカウンセリングも含みます。

この先生が前回受けた時、教えてくれました。

「ADHDの人は自分が傷ついた時、そこと戦っているから
情報を処理するのに時間がかかる人が多い。
だから全てのことを幼少期に結び付けなくていい。
それは能力の問題だから。」

幼少期に受けた傷もある。
だけど、そもそも能力の問題もある。

どれだけカウンセリングで幼少期に戻って語っても
フリーズするのは変わらない。

過去を探ればいくらだって出てくる。
放置して傷ついたまま置き去りにしている感情なんて
いくらだってあるものだから。

大事なことは、この特性を自分が知っておくということ。
過去の置き去りにしてきた感情をカウンセリングで見つけても無駄。
ということではない。
そこはそこで放置せずに見てあげる必要はあると思うから。

実は、人は1日に結構な数で傷ついてる。

音声配信でも話しているけれど
結構な数で1日に人は心に傷を負っています。

だけどその人にとっての大きさによって反応する深さも違う。

何かがモヤッとする。
スカッとしない。
気持ち悪さが残る。
何が?って言葉にすぐにできないけれど…
何が気になってるんだろう…
喉に小骨が引っ掛かったような感じで…

それが、さっきまで楽しくお話ししていた
相手と別れた後だったりする。

翌日になって、昨日その人と会話した中で
皮肉っぽいことを言われていたことに気がついたり
分かりにくい言い回しでプライドを傷つけられていたり
相手の誘導に飲み込まされ結果的に支配されていたり

そういったことに時間を置いてから気がつく。

あ、今、何か分からないけれど、私、傷付いた気がする…
そうその瞬間感じても
その傷つけられた内容の情報処理が間に合わなくて戦っているから。


あと他には…
こちらは頼んでいないのに勝手に良かれと思って…
という行動をされていたりですね。(余計なお世話ってやつです。)

ではここからは具体的に4っつの対処法を書いていきますね。

対処法…その1

この4っつの対処法は私の場合ですからね。
参考になればと思います。

傷つくことを言われた。とは感じているけれど
それが具体的に何なのか自分で分からなくてモヤとしている。

話し合いは一応おさまった感じだけれど釈然としない。(→夫婦喧嘩や親子喧嘩の時とかね。)

契約などの説明を受けたんだけれど、不安が残っている感じがする。
何の不安か分からない。

そういう時は相手にこう伝えておきます。
『とりあえず今回はここまでで。
ただ、私の中で言葉に今はできないけれど何か引っかかってるみたいなんです。
なので時間を置いたらそれが何なのか具体的に分かると思うので
言葉にできるようになったら言わせてください。
なので、この件はそれまでは保留でお願いします。(何かの契約だったりしたら特にね)』

この件はこれでお仕舞い。にはしないことです。
後になって言いたいことが出てきても
確認したいことが出てきても
言えなくなります。

そして「対処法その2」として
頼んでもいないのに勝手に色々された場合も含めてなのですが…

対処法…その2

人の悩みの多くは大体、人間関係にまつわることが多いと思います。
その下には夫婦、親子のもつれもあるのですが。

でも、ちょっと考えてみてほしい。

人はどんな仕事でも人と絡む仕事が多い。(まぁ、仕事以外でもそうですが)
私自身も組織ではやっていけないと自覚しているから
一人でやる仕事が楽ではあるのですが、だからって全く人と関わらないで
この仕事が成立するかって言うとそれは1000%無理な話しです。
100%じゃなく1000%です。

同職者同士、異業種同士で
時には一人のクライエントの為に手を取り合っていかないとね。

となると人と関わらないでやっていくこと自体無理です。

(そもそも、カウンセリングですから常に相手は人ですしね。)

また、プライベートで普段会わない友人であったとしても
困った時、声をかけたら助けてくれる関係であったりね。

いえいえ、「お友達なんていないわ」って人もいるかもしれませんね。
そうであったとしても
自分達が住む自治区で災害発生した時には
普段は挨拶程度であったとしても私たちは手を取り合い助け合っていく。

孤独で困ったときには行政の人に助けを求めることもできます。
(それが時に不十分であったとしても。)

だから、完全に一人で生きていくというのはちょっと無理がある。

そういう人との関わりの中で傷つくことを言われたり
モヤッとしたときは…

その人はあなたにとってどれくらい重要人物なのか?
その人と仲良くしていないと
その人に嫌われると
どんな非常事態が起きるのか?

そもそも、重要人物でもない程度の人ならば
仲良くなくても
嫌われても
大抵は非常事態は起きないと思います。

その程度の人なら
とりあえずですが
気持ちだけもらっておけばいい。

余計なことをされたと思っても
それは受け取らずに
気落ちだけ受け取っておけばいい。

それも嫌なら
その人がいないところで気持ちを宇宙に投げて、その人に返却したらいい。

対処法…その3

繊細で感受性が高くて敏感な人は多分
自分が傷ついた時の痛みを知っているからこそ
その痛みを誰かに自分が与える側に立つのは嫌う人が多いと思います。

だからって
ハッキリとあなたが傷つくと分かっていて(いえ、例え相手が無自覚であったとしても)
人前で恥をかかされ晒し者にされたり
プライドを傷つけるようなことを言われたり
こっちの言う通りにしろ
と圧をかけてくるような相手を

気遣う必要はありません。

相手も自分がやっている行為がどんなことか気付く必要があります。
その相手が誰であろうともです。
親であろうが兄弟姉妹であろうが夫婦であろうが関係ありません。
幼馴染であろうがそこも関係ないです。

その人たちのことを考えるより
あなたがあなたを大切に扱い
あなたがあなたを守る義務がります。

相手に気遣う事なく距離を取る。
連絡が来ても3回に一回しか取らない。
徐々に取らない回数を増やしていく。
3回から5回、10回、無視する。

大丈夫です。

無視したところで、その人は他を当たると私は思います。
相手をしてくれやすい人を探しているんです。
その人は自分の感情に責任を持たずにね。

対処法…その4

事実だけを眺めてみてください。
そこに感情を横に置いて。

ただ、これはかなり私には至難の業でした。

どうしても感情が前に出てくる。

そういう時は

一旦ジャッジしない人に聞いてもらう事です。

すると整理されていきます。


まとめ!

以上、この4っつが私の対処法です。

・これで終わりにしない。
・気持ちだけ受け取っておく。
あなたがあなたを大切に扱い守る義務がります。相手しなくて良いです。
・事実だけを眺める。困難な時はジャッジしない人に聞いてもらう。

どれか一つでもお役に立てれば幸いです。

ブログなので、これでも言葉に気をつけて書いたつもりですが…😂
これを読まれた方が、自分にとって楽になる捉え方に直して
受け取ってもらえたら良いなって思います。


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