絵本「たいせつな きみ」
今日は絵本の紹介です。
これはアメブロ時代にも載せたことがあるのですが…
私は子供達が幼稚園入る前から中学3年の夏休みが終わるまで毎夜読み聞かせをしておりました。
この絵本は子供達が小学生の低学年の頃に繰り返し読んだ絵本です。
ウィミックスと呼ばれる木の小人たちがお互いを評価し合うことを毎日繰り返して生きている。
滑らかな木で出来た小人やペンキの色が綺麗な小人、他よく出来た小人にはお星様シールを貼ってもらえる。
木が凸凹だったり色が禿げていたりしたらダメじるしシールを貼られます。
これを延々と繰り返しやり合うのです。
繰り返し繰り返し他者から言われ続けたら人はどうなるのでしょう?
こんな恐ろしいことはないと私は思っています。
これを延々と繰り返し親や上司や友人や
全く私のことを知らないSNSやテレビで拡散されたら?
「お前は無能だ。」
「お前には何の力もない。」
「お前に何ができる?」
「お前はいつもそうだ。」
「ほらね、どうせやると思ったわ。」
「だから言ったじゃない。お前なんか役に立たないんだから。」
「邪魔だ。あっちへ行ってろ!」
「少しは勉強したらどうだ?こんなことも知らないのか。」
「その程度しかできないと思ってたよ。」
「〇〇はよく出来るのに、何でお前はこうなんだ。」
SNSなんかで
「あの人こういうこと言ったらしいよ。(やったらしいよ。)」
「えええ!あの人そんなことする人だったの?」
「あ〜やりそうな顔してるじゃん!」
「大したことないくせに偉そうよねぇ〜!」
「大体生意気なんだよね〜」
こんなことを繰り返し言われ続けたら
「どうして自分は生まれてきたんだろう。」
「自分なんか生きている価値がないんだ。」
「自分は何の役にも立たないクズだ。」
「失敗ばかりして迷惑をかけるだけの存在だ。」
「どうしよう、また怒られる。」
「また比べられる。」
そう思ってしまうかもしれないし
もしかしたら
「チキショウ!誰も自分のことを分かってはくれないんだ!」
「どうせ自分はひとりぼっちだ!」
「自分なんか誰からも助けてはもらえない。」
今度は
「誰かわかってくれる人はいないかな…」
と探し求めて少しでも認めてくれる人がいたら
その人にベッタリになってエスカレートして
その人から少しでも自分を否定するようなことを言われたと感じたら
逆ギレして「裏切られた!!!」ってなるかもしれません。
そして誹謗中傷なんかだと
誤解を解きたくても解きようがないじゃないですか…
仕舞いにはもしかしたらもう生きていることが本当に苦しくなって
衝動的に自死したら?
こういうレッテルを貼り続けた人の責任は重大です。
思うのは勝手です。
でも
ズタボロになる言葉を分かっていて相手に言う。
または拡散して触れ回る行為はやってはいけないことです。
だって、それやってる人は本当は何も知らないし分かっていないのだから。
そうやって石ころを転がすように人の心を蹴って蹴って
自分の憂さを晴らす行為は人としてどうかと思います。
被害者たちは1日1日をどれほどエネルギーを消耗しながら生き延びていることか。
ここは強く断言しておきたいと思います。
その人の心を何度殺してきたことか?ってことです。
思うのは勝手です。
でも、その人のことを何も知らないのに断片的に見ただけで
全てを知ったように勘違いして
ジャッジしたりレッテルを貼り付けて
親子であれば子供を
夫婦であればパートナーを
友人を
後輩を
部下を
言葉のシャワーで洗脳し
その人から生命力を奪い取っていく行為は
目に見えないその人の心を何度も何度も繰り返し繰り返し
殺しているのと同じ行為です。
そして何より最後に恥をかくのは自分自身だということも言い添えておきたい。
自分の思い込みから勝手に相手をジャッジしたりレッテルを貼っていたことで
本当のことを知った時
恥をかくのは自分自身です。
ここにはマイナスこのことしか書きませんでしたが
過剰に人を褒めたり期待したりして
神輿に担ぎ上げる行為も同じことが言えます。
要は色眼鏡で相手を決めつけて自分の都合がいいように人を見ない。
ということです。
だって、その行為はお互いにとって
何の利益ももたらさないことですから。
本日の音声配信 stand,fm
人を勝手に決めつけたりジャッジしたりレッテルを貼る行為は
その先に何があるのでしょう?
夫が妻を人前で笑者にする。
親が子供を出来損ない扱いする。
上司が部下を使えない人材と評価する。
その行為は人の心を何度も何度も殺している行為だと自覚して欲しい。
今日は厳し目です。
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