2024年5月1日放送NHK あさイチ「アタッチメント」
大事な人からの承認は欲しいものです。
それは子供だけじゃありません。
大人だって認められたら嬉しいものです。
今日は「相手を自分の思う通りに言う事を聞かせる為のスキル」
ではなくて
「これ試してやってみて?」
って話です。
アタッチメントとは心理学用語で「愛着」を指します。
今回NHKの番組では子育てスキルとして
どう子供に接したら良いかについて話されていたと記憶しております。
例えば
宿題をやらない。
お風呂掃除をお願いしても、拒否する。
など。
この場合の声がけの仕方について。
見逃し配信はもう終わってしまっていると思いますが
こちらのURLで興味がある方は見てみてください。
https://www.nhk.jp/p/asaichi/ts/KV93JMQRY8/episode/te/EJ1J78982J/
子供にどう接して良いか分からない…という場合。子供だけじゃ無いです。
「温もりを求めて」で過去から現在カウンセリングに来られている方で見受けられたのが
「なんて声かければ相手が(子供、パートナー)言うことを聞いてくれるのか分からない。」
というお悩みがあったなと思います。
「言うことを聞いてくれる為のスキル」を教えて欲しい。
…のですね。
その場合、こちらの都合なので、なかなか難しい。
相手がうまくまだ言葉を使いこなせない幼い子供の場合
「言うことを聞かない。」と言う方法で訴えるしかなかったりするしね💦
でもです。
これ、子供だけじゃ無いです。
大人だって言葉を使って訴えようと思っても
相手が最初から聞く耳を持っていないと感じた場合
話し合いとかも最初から諦めて
心が離れていくことでしか伝えようが無いことだってあります。
カウンセリングに来られていた方にはお伝えしてきましたが…
今回のNHKの番組を見ていて感じたのは
「ああ、これと似たようなことを過去にお伝えしてきていたな。」と言うことです。
だから、うちに来られていた方は覚えておられると思うのですが…
相手が子供の場合
「一日5分でも良いので子供と子供がしたい遊びをやってみてください。」
とお伝えしています。
5分で良いのです。
慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしても良いですが
でも、5分から15分で十分です。
その遊び中は携帯見ない。
チャイムがなっても出ない。
子供にだけ注目して欲しいのです。
そしてこちらから「決めつけない。」
(粘土遊び中なら、何を作ったかは子供の口から聞く事です。
「あ、美味しそうなお団子ね」なんて言わないでくださいね。
ハンバーグのつもりかもしれないのですから。)
最初から毎日は難しいかもしれないので、週末だけとかね。
そうやって少しずつやってみてほしい。
そしたら、子供はお母さんからの「温かい注目」を得られたことで
「お腹いっぱい」状態になって満たされます。
この満たされた感覚が大事なんですね。
満たされたら、お母さんからの注目を得ようと
反抗したり反発したりする必要が無くなって
お母さんの言葉も聞けるようになってきます。
そしてこれはパートナーにも言えます。
私達は大人になっても承認欲求は起きます。
自己受容、自己肯定は幼いときの育みが大事とはいえ
大人になっても(外部はともかく)大事な人からは
認められたいと思ったとしても不思議じゃ無いです。
それが極端に無さすぎると、やはり寂しくなります。(幼いときの育みが無ければなおですね…)
睡眠不足の中、子育てと家事と仕事を両立させて
一生懸命、頑張っているお母さん。(お父さんもですね。)
家族の為に社会に出て仕事を頑張ってるお父さん・お母さん。
たった一言の「ありがとう」で救われることがあります。
目を見て話を聞いてもらうことで「注目」を受けて「安心」することがあります。
子供と大人の場合のアタッチメントは少し違うけれど根本は同じです。
相手の負の部分だけが目立つのは自分の心が寂しいからかもしれません。
ならばまず、自分の心を満たす為に
自分自身がケアを受けることも一つの方法として有りかもしれません。
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