#430 カウンセリング:自己責任ではないのにケアを受けなければならない辛さ

当事者やその家族の許可は取ったのか?


子供を亡くしたとき、私の小さなワールドに居る人達に伝える辛さを経験しました。
頼んでもいないのに許可もなくその人がどんな目に合ったのかを垂れ流す。
それは必要は情報だろうかと思うのです。
晒された当事者やその家族のケアの代償は誰も保証してはくれない。

それによって精神崩壊したとしてもこれは自己責任とは言えないと私は思います。
なぜ自分でケアを受ける為に生活もままならなくなっているのに
自分で支払わなければいけないのか?

おかしいと私は思うのです。


大人なら誰を一番守らないといけないのか考えないとね…

イケメン息子が中学の時同級生の兄妹が亡くなった事がありました。

朝礼で担任からその事を伝えられ葬儀の時間など知らされたんです。
息子はここで担任にくってかかった。

「それ、その家の家族に許可取ってます?」

許可取りしているのかという問いに担任は答えなかったと記憶している。

三者懇談でその時の事を担任は話し私の息子のそういう所が
「邪魔くさい」 と言いました。

私はその時の息子の訴えは何も邪魔くさい物ではなかったと
今でも思っている。

私達父兄にも緊急連絡網でその事を知らされました。
心ある人(ママ友)は私に連絡をしてきてくれて
「私は行かずにいようと思うけど藤田さんどうする?」
と電話をくれました。

私も行きませんでした。

息子はあの時担任にこうも言いました。

「それを聞かされた俺らは明日以降廊下ですれ違った時どう声かけろと?
俺は何も言わない!いつも通りや!

イケメン息子はあの時
もし家の人が伝えることを頼んでもいないとしたら
俺らの学年とその生徒の兄弟の学年全てに晒された側の気持ちは学校は考えたか?
だから許可をとったか?


と怒って聞いたのだと思います。

人の気持ちは誰にも分からない
だけど人として
どう捉え
どう感じるか

そしてこちらの行動が相手側にどれだけの影響を与えるか
考えないとね。
(分からないなら相手に確認することです。)

心が壊れて人間らしく生きられなくしてしまうこともあるのだから
それでもそれを
「自己責任」
という言葉で片付けるのはあまりにも残酷だと私は思うのです。

大人は1番誰を守らないといけないのか考えないとね…


大人の事情で?在り方を改められない大人達。

いつだったか、私の記憶に残っている事件。
当時中学生だったと思いますが、ある生徒が同級生に学校で命を奪われた事件がありました。

その生徒の父親は新聞記者です。

取材を受けている時のお父さんの言葉が印象的でした。

俯きながら左手(右手だったかも)で眉間の辺りを左右に少し強めに触りながら
言葉一つ一つは覚えていないけれど私の解釈として

今まで自分は新聞記者として、今のように過去に当事者やそのご家族に対して
質問をしてきたんだなという思いと同時に
皆さん(今目の前にいる新聞記者達)の気持ちも分かるので
こうして質問に応えている自分がいる。

こんな内容だったと思います。

私はこの言葉を聞いたとき

少しは守られるべき人達への配慮がこの先あると良いなと期待しました。

マスコミの人達の報道の在り方。
伝えるべきことを伝え、映像として流す必要があるのか否かくらい
一番守らないといけない人のことを考えたら分かるやろう。

そう思ったんです。

けれどその後も何も変わらない。

それによって当事者やご家族の人生が
人間らしく生きられなくなるほどになることもあるし
何なら辛過ぎて逝ってしまうこともあるかもしれない。


イケメン息子はあの時担任に
もし家の人が伝えることを頼んでもいないとしたら
俺らの学年とその生徒の学年全てに晒された側の気持ちは学校は考えたか?
だから許可をとったか?


そして
「それを聞かされた俺らは明日以降廊下ですれ違った時どう声かけろと?
俺は何も言わない!いつも通りや!

と怒りを持って訴えたこの言葉には

親しくもなかった人にまで伝えられてしまったことで
次登校する時、その生徒にどれだけ精神的負担を強いているかということ。
そして
「俺は何も言わない。いつも通りに接する。」
ということをクラスメートの前で言ったことで
迷っていた人にどうあればいいかを伝えたかったのではないかと

親バカなので私は思うわけです。

私達は情報を選択することができます。

私の経験として、私の子供が亡くなった時、私の中の小さなワールドに居る人達に
伝えなければいけない辛さがありました。

私の中にいる小さなワールドでさえ辛いことでした。

これを全国に詳細を流されるということは
私だったら耐えられないです。

多分精神崩壊します

これは自己責任でしょうか?

それ、必要あります?ってくらい流しているように私には見えます。
(必要な事実と、そうではない事実があると私は思うのです。)


私の対人支援のお仲間が先日こんなことをxでポストしておりました。

凄いですよね!
1日多い時で2万回ですよ!!!
もう選択するのも疲れて受動的に流されてくる情報を選択も何もできず
ぼぉ~~~っと受けてる状態もあるかもですね。

このポストを、はしもっさんからお借りする許可を頂いた時のやり取りで

「大切な所でエネルギーを使えるようにしておくというのは
自分だけではなく自分が大切にしている人を守るという意味でも必要な準備や思うのです。」

とも言うておられました。

はしもっさんは老若男女問わず色んな人達から常に相談を受けておられるので
相談者に全力で支援する為に自分を守ることの大切さを言うておられるんだなと。

納得しました。
異業種ではありますが対人支援者として尊敬する所です。

私達もそれは同じように大切です。

垂れ流される情報によって積まなくてもいい不安や恐怖が蓄積されて行きます。
そうしたら帰宅した家族に対して無自覚にその抱えている不安を迂回した形でぶつけたりね…

テレビやスマホを見ない。
もしくは
見るテレビ、スマホからの情報を選ぶ。

大事だと思います。

私は個人的な思いとして
知らない人達にまで広く晒される時の人の痛み
誰かの人生を更に痛みを加え続け壊す行為に近いと思うのです。

そんな権利
誰にもないからね。

2025年8月26日Facebook記事↓


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それぞれだけど
カウンセラーは常にクライエントさんの「今」に注目し
心と思考の一致を大事にしております。

参考になれば幸いです。


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