心の自立とは、誰にも頼らないことではない #472

心の自立とは、
誰にも頼らず、一人で生きられるようになることではありません。

誰かに支えてもらった記憶や、
離れていても心に残るつながりが、
少しずつ自分の中の支えになっていくこと。

いつもそばにいなくても、
毎日連絡を取らなくても、

ただ黙って、
自分の話を聴いてくれる人がいる。

そう思えるだけで、人は知らない場所へも歩いていけることがあります。

人と人とのつながりは大切です。

これは、私が個人的に思うことですが……

常に連絡を取り合って、
「私たち、つながっているよね?」
と確認し合わなくてもいられる関係が、私は楽であり、深い関係なのではないかと思うのです。

もちろん、人は変わります。
関係も、ずっと同じ形で続くとは限りません。

自分が信じていた人が、
思っていたような人ではなかったと感じ、
がっかりすることもあります。

そんな時、

「だから言ったじゃない」
「どうしてあの人を信じたの」

と、自分まで自分を責めたくなることもあるでしょう。

そして、

「そんな人は、最初から本当の友達ではなかったんだよ。」

かつて誰かに言われた言葉を思い出し、
自分に言い聞かせようとすることもあるかもしれません。

それでも、
あの時、その人に支えてもらった事実まで
消えるわけではありません。

自分にも変化があるように、相手にも変化があります。

相手にも、価値観や物の見方、
捉え方を変えざるを得ないような出来事が起きていたのかもしれません。

今の関係が変わったことと、
かつて支えてもらったことは、
分けて考えていいと思うのです。

あの時、支えてもらったことは、
確かにあった事実です。

そして、その記憶が、
やがて自分の中に安心や支えを育てていきます。

何かが思いどおりにならなかった時にも、

「あの人が思っていたような人ではなかったからといって、
あるいは
あの人があの時のあの人ではなくなってしまったからといって、
私の価値までなくなったわけではない」

と、少しずつ思えるようになる。

誰かに支えてもらった経験が、
自分の中の消えない支えになっていく。

それが、心の自立を育てていく中の一つではないかと思います。


執筆:奈良県生駒市の心理カウンセラー 藤田侑杏恵
stand.fm配信 #472


人を頼ることが苦手だったり、
人との関係が変わることに強い不安を感じたりする背景には、
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心の自立とは、誰にも頼らず、一人で生きられるようになることではないと思っています。

誰かに支えてもらった記憶や、離れていても心に残るつながりが、
やがて自分の中の支えになっていくことについてお話しします。

参考になれば幸いです。

※音声配信は脱線しながらブログを読み上げて語っておりますが
ブログ記事は後日加筆修正されることがあります。


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