産後・夫婦関係

社会がもう少し子供を産むことを何物にも変え難い尊いことだと認識して欲しい。

女性一人への負担が大き過ぎる…

セックスレスのブログの後、モラハラについて書き
その後、産後のブログも書いてみようかなと思い立ち…今です。

産後って私が出産した時に縁あって出会ったママ友さん達も言うておられましたけど…
特に一人目の子供の時って育児初めてなので
泣く事でしか訴えられない赤ちゃんとの生活に慣れていくことに大変です💦

お腹にいる間は朝までぐっすり眠れていたのに
産んだその日から2時間から3時間おきの授乳が待っている。

夜泣きをする赤ちゃんもいる。

授乳は母乳が沢山出る人はおっぱいあげたら、それで終了だけど
母乳があまり出ない、または足りない場合は粉ミルク作らないといけない。
お湯の温度、粉の量、お湯の量、飲み終わったら消毒殺菌。

哺乳瓶は溜まる一方。(夜中の授乳時なんて疲れて洗ってられない。)

赤ちゃんの成長や個体差で、作っても全部飲まない事もある。

離乳食が始まると、ごっくん期、もぐもぐ期、最初の人さじ緊張する。

初めての熱。
慌てます。この子、大丈夫だろうかと、、、

産後っていうだけでもママの体は目まぐるしく変化している。

ホルモンバランスが大きく変わる。

自律神経がそれだけでも乱れる。

産後の悪露も人によって量が違う。

もう、誰かの助けなしには無理です。

まして私のように夫が転勤族だと頼る親族は居ない。
お嫁に来たばかりの人だってそうです。

そして一日一日を赤ちゃんのお世話と家事でクタクタなんだから
多くのママたちは恐らく旦那さんの相手なんか正直、体力残ってないですよ。

そうすると、今度はこの生活に慣れてきた頃
いつ夫婦生活を復活させたら良いのか…
悩む人も多いと思います。

産後・セックスレス

(産後・セックスレスのかたはこちらの記事へ。参考になれば幸いです。
セックスレス・夫婦関係
2 セックスレス・夫婦関係
3 セックスレス 夫婦関係

ちょっと余談ですが…共稼ぎでないと生きていけないから子供は後回しになる。

女性に社会進出を!て言うてるけれど…
実際、それをやるには子供を産むことを後回しにしないといけない状況もあるやんね。
(子供が欲しい方はね。↑)
キャリアを捨てたくない。
今、子供を作ったら今まで積み上げてきた仕事はなんだったのかと。

子育ては体力があるうちでないとしんどいです。
若いうちに産んで育てたほうが健康上いいと思う。
でも、実際生きていこうと思うと共稼ぎでないと食べていけない。

だからどうしても子供は後回しになるやんね…

女性がキャリアを捨てて子供を作るか否か…

という選択をしなくても

安心して子供を作れる環境を整えておくことが最も大事な事じゃないかと。


考えてみて。

このままいけばこの国はどうなっちゃうか…

働いていた女性が妊娠して産休、育児休暇をとると…

仕事を通して社会と繋がりを持っていた人が
急に妊娠を切っ掛けに産休と育休を取ることで家に篭るとどうなるか。

孤独に襲われます。

いきなり繋がりを断たれるんです。
急に不安や些細な事で怒りが出るようになってきます。

孤独は人の心を弱らせます。

旦那さんに会社の人たちと飲み会に参加して夜遅く帰宅されると当りたくなるってものです。

それでなくても妊娠中はお腹に赤ちゃんがいることで
どんどん自分の体は目まぐるしく大きく変化していくのですから
それだけでも不安を抱えるってもんです。

この不安や孤独は男性からすると

「勝手に一人で不安になっている状態」

に見えるかもしれませんが、そうではありません。

(これは私の場合ですが…
個人差はあれど、終わりが見えない悪阻のしんどさは
妊娠するたびに「もう嫌だ、このこで終わりにしよう!」と何度心に誓ったことか。
それでも3回出産するんですけど笑
エンドレスで続く吐き気と食べられない苦しみは
普通に過ごせる夫を見て恨めしく思った記憶がありますっっw)

女性が妊娠し子供をお腹の中で育み出産するという事が
どんなに大きな精神的負担と不安を抱えていることか
もう少し社会全体が考え受け止めて欲しいと思うんですよね。

本人だって、本当はなぜこんなに不安だったり怒りだったりが湧き出てくるのか
理解できないんですから。
それがホルモンバランスの大きな変化(だけではないですけれど)によってだなんて
誰も目にして見える事じゃないし
理解されにくい事だからこそ訴えにくい。

「これは私のわがままだ。」と思って
頑張り屋さんは頑張ってしまうんです。

どうせわかってもらえない。この諦めが夫婦仲にも影響します。

妊娠、出産、子育て。
これがどんなに尊いことか。

誰もにそのことが認知されていたら…

女性しかできないこの生きるか死ぬかの大きな痛みをともなう出産は
男性には耐えられないと言います。

そこに対して尊さを感じている男性もいてるとは思いますが
ここに来られる方は、そこを感じていないであろう夫から
ぞんざいに扱われたりすることで
(ぞんざいかどうかはわかりません。他に色々あると思いますから。)
自分の存在価値を小さく感じ
段々怒りを大きくし
夫婦関係がもつれ始め
そのもつれは膨らんでいく。
(例えば女性側に夫婦とはいえ望まない旦那さんとのセックスによって
出来てしまった妊娠だったら…)

そして相手の顔をお互い見るのも目を合わせるのも嫌になる…

女性は毎月生理もあって個人差はありますが、その周期で自律神経が乱れて
色々な痛みや訴えを隠して仕事を頑張っている人も多いですよね。

妊娠、出産、生理は病気ではない。

昔の人はそう言いましたが、確かに病気ではないですが
メンタルへのケアは必要だと私は思うのです。


そしてこれは女性に限ったことではなく
今回は女性の産後・夫婦関係について書きましたが…

男性だってこの社会システムの中で
必死で生き延びています。(フォローするわけではないですよ。)



お互いが相手を尊重しあえたら良いですね…


カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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