14歳の栞（映画）
昨日は18時から大阪難波で映画「14歳の栞」を観てきました。
この映画は顔も名前も実在する当時14歳の生徒35名全員に密着し
ひとりひとりの物語を紐解いたものです。
出演者は演技者ではなく全て本人達です。
今日はこの映画を観た個人的感想です。
※恐らく実名と顔を出していることに対して大人達
特に私のような仕事をしている人達の中には
賛否両論あって反対意見の人もあると思います。
この先に責任とれるのか？とかね。
そう思う人も思わない人もいる。
ということです。
それはどんな作品であってもね。
ご覧の通りパンフレットは藁半紙
しかし席は、ほぼ満席状態。
私はじっと座ってられないタチなので最後まで座っていられるか不安しかなかったです。
L-1を予約して行ったのですが後ろ通路かと思っていたら壁！！！
ですが始まったら時間を忘れるほど見入っていました。
この映画は旧Twitter仲間で月一勉強会
「ゆるつな」のお仲間から去年教えていただきました。
春しか上映されていないので今年こそはと胸に秘めておりました。
観終わって感じたのは
私を含めてどの人も本当に一生懸命に生きている。
ひとりひとりが尊く素晴らしい存在なんだ。
ということでした。
表面上の見える部分と内側は同じじゃない。
生まれたその瞬間から私達は少しずつ頑張ることが増えていく。
頑張らなければいけないことが増えていく。
考えないといけないことが増えていく。
誰かを思って
考えて悩んで
そしたまた考えて
やってみて
うまくいく時いかない時を経験する。
答えのないこと
答えが今すぐ出ないこと
それでも答えを探して自分を納得させる。
生まれた瞬間から
私達は
少しずつ
色んな壁にぶち当たっては
苦悩しながらも
それぞれが一生懸命考えながら生きている。
ひとりひとりが尊く素晴らしい存在なんだと思いました。
私の14歳の時のことを同時に思い出しました。
そして私の14歳当時と似たような生徒さんがスクリーンの中にいて
とても愛おしく思いました。
あの当時、皆んなどんなこと思ってたんやろう。
14歳に限らず高校時代、専門学校時代。
働くようになってから。
色んな自分の時代のことも思い出しました。
私は音声配信やブログに書くとき
できる限り自分の経験談の内容を意識します。
それは私個人の体験であって別の誰かが似た体験をされたとしても
私と同じように感じるわけではないということも含めてお伝えしています。
私が体験談にこだわるのは言葉がリアルになるからです。
この映画の生徒さん達ひとりひとりの声はとてもリアルです。
伝える側にいた自分が
こうして伝えられる側に立った時
ああ〜こんなに生々しいんだなと感じました。
それは、
どんなテキストにも敵わない。
ということです。
2時間の上映時間。
とても良い時間となりました。
私の人生の一部分ではあるけれど、この2時間は貴重な時間でした。
それは心理カウンセラーとしても貴重な時間でした。
どんなに語っても語り尽くせない…
でも、これ以上書いてもボヤけそうなのでこの辺で…
この映画を撮影するにあたり
実名や顔を出してのご協力いただいた全ての関係者の皆様へ
ありがとうございました。
奈良でも放映してほしいなぁ〜〜〜
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