夫婦・カップルカウンセリングで良くある一つ。理想とする家族像への執着。

何を持って常識なのか?普通なのか?考え方なのか?価値観って何よ?

常識も普通も考え方も価値観も何一つ同じものはない。

夫婦カウンセリングでよくあるお悩みの一つとして読んでくださいね。

それぞれのお話を聞かせていただくと、それぞれに正しい。
だけどそれはその人の中にある背景を聞かせていただいているからですね。

生い立ちってその人を形成する上で大きな影響を与えるものだから。

そしてその背景が時々痛く感じる事があります。
(言わんけど。)
そんな時、私は「エア〜」で「ハグ」します。

親が信じるものが正しいわけではないです。

ここからは私の個人的な思いです。

幼くてまだ自分の意思を明確に持つか持たない時期から
親が子供に意思の確認もなく色んなものに入らせる事があります。

塾とかスポーツクラブとかならまだマシ。

もっと大きな影響を与えるものです。

そしてそれによって子供は

親からも、”そこから”不安と恐怖を与えられ続けます。

そしてその考え方が自分の考え方だと思い込んでいきます。

この責任 誰が取るんでしょうね。

それでも子供は不安と恐怖に塗れていますから親を決して悪くいうことはできないんです。
言い方を変えれば
不安と恐怖を与えられているから親を悪く言えないんです。

天罰が下りますからね。
けど考えてみてください。

それによって、その生い立ちのせいで
子供は自分にとって大切な人との距離感や関係性を
どう築いていけば良いのかわからなくなっていきます…

これは大きなトラウマです。

そんな時は勿論、その人のペースで伴走です。
自分が大きな影響を親から受けてきたように
自分からお子さんに影響を与えていきますから。

継続でのカウンセリングは大切になります。

トラウマは時間がかかるので先にできることから。

強く見せようとしなくて良いということ。
弱い自分も大事な自分であり、強い自分と弱い自分が共存しているんだということ。
グレーもOKにして良いんだということ。
カウンセリングを受け始めたすぐの頃は混乱状態なので
自分一人で答えを見つけるのではなくカウンセラーと一緒にいくつか考えて選択種を見つけること。
自分の考え方は自分だけの正しさなのだということ。
相手(パートナー)にもカウンセラーからそれをお伝えする。
互いが楽でいられる自分たちのオリジナルの関係性を見つけていく。

並行してトラウマにも関わっていきます。

長い年月、互いが違う環境で生きてきたんだから、ぶつかるのは当たり前。

それぞれの物差しを親から持たされてきたり自分で見つけた信念もあるでしょうから
経験も違うし衝突して当たり前かなと
10年以上この仕事をして学びを深めてきた今の私は思うんですよ。

そのお互いの違いは自分だけが間違っていたり悪いのでもないし
誰かに批判されるものではないです。

ただ、共に生きていく上でその違いを互いが批判していたら結婚生活の継続は困難です。

その物差しや信念は本当に自分のものか?
というところを見られると良いですね。

そうすることで、相手が悪い、相手のせい、だと思っていた問題の捉え方が
変わってくるかもしれません。

それとは別で
途中で書いた「親が信じるものが正しいわけではない。」
この部分について子供が大きな影響を受けてきた場合は少し時間が必要かもしれません。
親から受けたというよりは親を挟んで親が信じるものから間接的に影響を受けているからです。
それでも少しづつ解放はされていきます。

いずれにしても思考ではなく
心が「うん」と頷けた時、大きな一歩かもですね。
その勇気を尊敬します。

家族や夫婦や親子に色んな形があって良いんです。

家族や夫婦や親子に「幸せの形」や「決まり」なんか無いんです。

例えば
お盆やお正月は帰省して会うのが幸せと決まっているわけではないです。
皆がしていることと同じことをしている自分達が幸せだと決まっているわけではありません。

そしてそれが幸せとは思っていなかったとしても
行かないといけないとか
行くのが当たり前とかいうのも同じことが言えます。

行かないといけないのではありません。
むしろそう思っているんだとしたら
行かなかったらどうなると思っているんでしょうか。


お盆やお正月以外に帰省したって構わないはず。
旅行も同じ。

自分が思い描く幸せの形が
幼少期に憧れていた家族像があって
それが得られなかった。

だからその理想とする家族像が欲しくて相手に押し当てているとしたら…


それは相手も同じであればOKだけど
相手も同じでなければ

叶いっこないですからね。

叶わないのに相手がそれをやってくれないからと躍起になっていたら
ますます理想から遠ざかるし、相手の心は離れていく。
それは本意でしょうか?

その思い描く家族像こそが自分の生い立ちからくる傷だとしたら
そこをケア受けることで自分達のオリジナルの幸せの形が見えてくるかもしれません。



そしてその方がずっとかお互いが楽で幸せじゃないかなって思うんですよね


今日は「夫婦・カップルカウンセリングで良くある一つ。理想とする家族像への執着。」
について書いてみました。

必要な方に届きますように…


カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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