人間関係:他人の世界は誰も何も知っていない…#336

私には知らない世界があるんだな。

今日のSNSではこんな投稿しました。

『私達は 自分の生きてきた世界しか知らない。
だから 知らないことが沢山ある。』

今日はカウンセリングを継続されている若いクライエントさんに許可をいただき
カウンセリングでお話しされた内容を少し
音声配信と、このブログでお伝えさせて頂きました。

何年生きてきても
私達にはまだまだ知らない世界があるんです。
それは、誰であっても、どんな人であっても。

そこをお伝えできたらいいなと思います。


この若いクライエントさんは
中学の頃から学校へ行き辛くなり高校は通信教育で。
高校1年生の頃は休みがちで単位が取れず留年。
人間関係にも悩みました。
それでも、この春、無事卒業が決まり、就職先も決まりました。
高校4年の1年間は仲良しの友人もでき楽しい高校生活だったと。

このクライエントさんを仮にAさん。
Aさんは大学生になった中学時代の友人と再会した時

「お酒も飲むし、タバコも吸う。こんな子じゃなかったのに…」

そう思った時期もあったけれど

「私がその友人の世界を知らないだけだったんだな。」

そう思ったそうです。

「大学というところでは、そういうこともしなきゃいけない時があるだろうし
でも、話してみたら中身は何も変わってなかった。」

そう言うておられました。


このAさんの言葉は全ての人にも言えることだと思います。

確かに生きた年数が多ければそれだけ経験もしている。
…とも言えるでしょう。

だけど私達は自分が生きた場所しか(世界しか)知らない。

その自分が生きた場所で積んだ経験は自分だけに通用するもの。
その信念も、その考え方も、その人を見る目も、その決め方も、
その時得たもの全て。

そうやって生き延びてきた。

だけど、それは自分だけにしか通用しないことです。

誰もがそのやり方でうまくいくわけじゃないです。

私の経験と同じ経験を誰かがしたとしても。

そして私達には、まだまだ知らない世界が沢山あるんです。

そのことを知っておくだけでも人間関係において
誰かと共に同じ時間を過ごす時
少しは楽になるのではないでしょうか?

だって自分が持っているジャッジや偏見なんて
役に立たないってことでもあるのだから。

本日の音声配信 stand,fm

自分が経験して得たものは自分だけに通用するアイテムです。
だから、それ誰もが使えるアイテムではないです。
私達はそれを知らないが為に無自覚に人に同じアイテムを当てがい押し付け
人の人生に無責任に踏み込んだりします。

SNSの誹謗中傷もそれに当たりますね。

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