親子・夫婦・人間関係:相手を承認できないのは自分の弱さかも知れません…#349

いかに本来受けるべき時期の育みって大事かと思う。

自分がやりたいと願い
でも上手くできなくて何度も失敗したりして
それでも諦めることなく頑張ってできるようになった時
それを見守っていてくれていた人から褒められ承認される育みを受けていたら
どんなに良かっただろうと思う。

その育みを受けずに他者を励まし見守り応援し賞賛し承認するということは
ハードルが高いです。

愛されてこなかった人が
愛という言葉を知っていても
愛しているという言葉が言えなかったり
愛というそのものの感覚がわからないように…

だから大人になって子供ができた時
子供が頑張って何かをやり遂げ
キラキラした顔で喜びを身体中で表現して報告しにきたとしても
どう返して良いかわからず
そっけない態度や冷たい言葉で返してしまったりしてしまう。

素直に褒めて上げることができない。

何故なら褒め方が分からないからね。

何なら
そんなのできて当たり前だ。
簡単なことだ。

自分が褒めてもらえなかった時の悲しみが怒りとなって
湧き上がってくる。

今日は午前中スーパーバイズの日だったのですが
その時間に過去の私が「人を承認できなかった時のこと」を思い出したので
承認について書いてみたいと思います。

相手を承認できないのは自分の弱さを引き受けられていないから。

自分があの時
どんなに傷ついたか
どんなに悲しかったか
どんなに辛かったか
どんなに切なかったか
どんなに怖い思いをしたか

それを認めることは怖いことです。

認めるということは
傷ついた自分を認めることですから。

強がって
あんなの大したことじゃない。
誰だって経験すること。
特別なことじゃない。

そう思ってあの出来事は事件じゃ無いことにしようとする。
これを無理ポジって言うんです。(無理矢理ポジティブ)

その方法は一時的に楽になりはしますが
じわぁ〜っと続く鈍い痛みを感じ続けるようなものかも知れません。

認めることは怖いことです。
自分の弱さを引き受けることですから。
そんな自分はいないことにしてしまいたいからね。



引き受けられないうちは無理に引き受けなくも良いです。
代わりにこの先の自分に対して
頑張った時
大変だった時
腹が立ったけど冷静に対応した時
乗り切った時

自分にご褒美をあげてください。
(昔ご褒美なんてあげてはいけないと言う人もいましたが…
ご褒美は悪いことではありません。
頑張ったらその分ボーナスもらえたら嬉しいじゃない?)

身近にそんなあなたを見て声をかけてくれる人もいるかも知れません。
そしたらその時は、あの時の小さな自分も褒めてもらっていると思って
素直に「ありがとうございます。」と受け取ってあげてください。

あの時受けたかったものを受けてこれなかったとしても
この先、受けていけば良いのです。

自分で自分にあげたら良い。
誰かが伝えてくれたらそれを喜んで素直に受け取ればいい。

今からでも十分間に合うのですから…

本日の音声配信 stand,fm

それでも人によっては自分で自分に褒めるなんて虚しいことだと感じるかも知れません。

いいえ、虚しくなんか無いです。
この世で自分を理解してあげられる人は自分だけです。
理解してくれる自分から褒められることは1番の賞賛に値します。
上辺だけの嘘の承認より理解してくれる人からの承認が一番嬉しいことです。
私はそう思います。
そして…
自分を承認できるようになった時、他者の
頑張りを認められるようになったり
応援できるようになったり
賞賛できるようになったり

自分の強さと弱さを認められることで
他者の強さと弱さを認められる。

それは自分の強みと相手の強みは違うし別だと理解できているから。

まずは自分が頑張ったり、やり遂げたりした時には
自分にご褒美を!

私もこのブログ書き終わったら珈琲淹れるんだ!🤣🤣🤣

おっほっほ💨


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