#419 夫婦喧嘩:子育て:その話し合い。誰のことを話し合っているのか?

男性は「今」を女性は「未来」を見ている。…のかも。


夫婦で会話が噛み合わないのは
同じ場所にいてもそれぞれが同じ景色を見ていない、見れていない所からだと思うのです。
(まぁ、それ自体難しい話だけれど。)
それは各々の心の傷からだったり、危機管理能力の捉え方の違いだったりね。
子育てで大事にしないといけないのは
ある程度会話ができるようになってきた子供が相手なら
「子供の気持ちを大切にする」ということです。


幼い子供を連れてお出かけする時、
母親は色々な場面を想定して子供が困らないように
お着替えやミルクやおむつや母子手帳…等々を持ち物に入れて出掛ける。

父親は必要ならその時買えば良い。
くらいに思っているのかも知れませんね…

母親は子供を守りたいと思う。

食べ物をこぼして服が濡れてしまったら、そのまま帰るまで放っておくなんてできない。
体を冷やして風邪を引くかも知れませんしね…

汗をかいて汗疹ができたら大変。
痒くてむずかるのは子供ですから。
だから、そんな時の為に着替えを用意しておく。

辛い思いはさせたくないからね。

子供がある程度大きくなってきたなら…

赤ちゃんのうちはね、絶対的に母親でないといけない場面が沢山あるからね。
お母さんに任せないといけない場面が多いと思うのですが…(母乳とかね)

イヤイヤ期が始まったあたりから子育てがややこしくなる。

今まで子供から「意思」というものはあまり発信されてこなかったので。

夫婦で話し合うときもお互いが子供のことを思って話すわけですが…

子供のことで話し合うのに何故か夫婦喧嘩になる。
お互いの意見が合わない。

いやいやちょっとお待ちを💦

誰のことで話し合ってるのでしょうか?

二人の大事な子供のことですよね?

ならば何故本人にどうしたいのか直接聞かないのでしょうか?

聞かずに話し合うから
夫が妻が
子供のことは俺が(私が)一番よく知ってるんだから!

ってなるのではないかしら?

いえいえ、親といえども子供の気持ちは親であっても分かりませんよ?
「分かる」と言い切れるとすると、それは決めつけではないかしら?

過去に書いたことがあると思うのですが
小学校に上がるときにランドセルを買いに行く。

いろんなカラーが今はありますね。

子供は何色を選ぶか?
親がいる前では親が好む色を選ぶんです。
だけど親がいないところでスタッフが「本当は何色がいいの?」
って聞くと別の色を選ぶ。

「じゃぁ、何故お母さんのいる前ではその色にしたの?」
って聞くと
「お母さんはこの色が私は好きだと思っているから」
って答えるのですよ…

関連記事「2 子供をうまく愛せないあなたへ…


夫も妻も我が子のことを思って…なのは間違いない。

ただ、夫は「何があっても、その時その時で何とかやれる。自分はそうやってきた。」
つまり
まだ起きてもいない未来ばかり気にしすぎて今を楽しめないのは違うのではないか?
と思っているのかも知れません。

妻は「後になって慌てなくていいように子供が困らないようにしておきたい。
それは親の役目だ。」
と思っているのかも知れません。


ちなみに私の場合ですが
「あ〜準備不足!結果的に後始末するのは母親の私。
服が濡れて着替えがなくて風邪を引かせたら私が病院連れていくんだよ。
子供がしなくてもいい風邪を引いてしんどい思いさせることになる。
私の責任だわ。」

って思っていました。後悔するのが嫌だったんですね。

あ、これ私の場合ですよ!


幼稚園くらいのあたりで子供が自分の意思を出したなら
そのチャンスを逃さないであげたかったと今は思うんです。

外食したときに絶対食べられっこない量のメニューを希望したとしても
親は、それ食べられっこないから、こっちにしておきなさい。

って言いたくなる。

けど、それを希望したんだから好きなものを注文したら良いと思うのです。

学校へ行きたくないと言い出した時
学校へ行かせるためにどうしたら良いかを夫婦で話し合うのではなく
本人が行きたくないと言っているのだから
「お休みさせる」という勇気もあって良いと思うのです。


余談ですが我が家では大人と同じように「有休制度」を設けました。
各学期に何日間かお休みしても良い日数を相談して決めて
それを有効活用。
それでも足りない時もありましたけど、基本的にお休みさせました。


(これは時と場合によりますが…)
正そうとしなくていい。
その「正す」は「親の正しさ」だから。

子供にも言い分がある。(ここを何より大事にしてあげて欲しい。)

その言い分を聞いた時
「あなたはそう思ったんだね。」
って言ってあげたらいい。
それが、親にとって正しくない内容であっても。

だって何を思おうと、思うのは自由だから。

子供がそんな自分の気持ちを親は否定なくジャッジなく聞いてくれただけでも
安心します。

子供の気持ちは子供にしか分からない。

それを親の正しいに合わさせないでいい。

夫婦で話し合うことは大事です。
だけどその話し合いの中心は誰のことなのか?
その話し合いの中心である「誰か」が不在の中で何を決めることができるというのか?
…って思うからね。

親の決めつけやジャッジは横に置いておいていいんですよ。

以下は、ふとそんなことを思ったら出てきたのでSNSで投稿した記事です。
今日はここからちょっと膨らませての記事でした!


♪男は1時間後を
女は一年後を考えている♪

CHAGE&ASKAのアルバムの中にあった
なんの曲かは忘れたけれど
こんな歌詞がある
初めて聞いた時

お〜!
確かにぃ〜!
(こんな男性や女性が多いだろうなという意味で)

何なら女は一年後どころか
もっと先を見据えてモノを考えたり伝えたりしている人も居るのではないかしら
今朝ふと思った降りてきた言葉でした!

ゴールデンウィーク11連休の所もあるとか
楽しい休日になると良いですね!
愛犬チワちゃん膀胱炎
少しマシになったみたいです。
このまま治りますように!

2025年4月27日Facebook記事↓


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本日も脱線しながらの収録でした!
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