守りたい気持ちが強すぎると、大切な人の未来が見えなくなることがある #470

想いが強すぎることで、逆に大切な人を守りきれず
傷つけてしまうことがあります。

私が子どもの頃、背が小さかった私に近所の子が

「ちび!」
と言ったことがありました。

それを母に話すと、母はすぐにその子を見つけて、強い口調で


『あんたか!うちの子にちび!って言うたんは!2度と言うなよ!』

っと注意しました。

きっと母は、私を守りたかったのだと思います。

そして同時に、母自身の中にあった傷にも反応していたのかもしれません。

(いや、あれは反応してたで😅 知らんけど!)

けれど、その場にいた私は、周りの視線の中でとても恥ずかしく、

居場所がなくなるような感覚もありました。
(あの子はすぐに親に言いつける子だ。あの子の親は気をつけないとヤバいぞ。
そんな風に見られていたんちゃうやろか😅
そう思うと、もう学校に行くのが怖くなったりして…)

守ろうとする気持ちは大切です。

でも、その守り方が相手の未来まで守れているかは、

一度立ち止まって考えてみたいと思うのです。

私自身も、夫の転勤で国内を4年おきに引っ越ししていた頃

子どもたちが転校したばかりの頃は心配が強すぎて、
些細なことでも先生に確認したり、電話をしたりしていた時期がありました。

あの時、私は何を守りたかったのか?

それとも、
自分の不安や怖さを、どこかで吐き出し、すり替え、
誤魔化していただけだったのではないだろうか

そんなことも今は思うんです。

大切な人を守りたい気持ちほど、時に視野を狭くしてしまうことがあります。

だからこそ、守りたいと思った時ほど、相手の立場や、その後の人間関係、
そして未来まで含めて見つめていきたい。

守るとは、代わりに戦うことだけではなく、
相手が自分の力で立っていけるように、そばで支えることでもあるのだと思います。



執筆:奈良県生駒市の心理カウンセラー 藤田侑杏恵
stand.fm配信 #472

親子関係や家族関係の中で、
「守ること」と「相手の力を信じて見守ること」の間で、
迷ったり苦しくなったりすることがあります。

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