想いが強すぎることで、逆に大切な人を守りきれず
傷つけてしまうことがあります。
私が子どもの頃、背が小さかった私に近所の子が
「ちび!」
と言ったことがありました。
それを母に話すと、母はすぐにその子を見つけて、強い口調で
『あんたか!うちの子にちび!って言うたんは!2度と言うなよ!』
っと注意しました。
きっと母は、私を守りたかったのだと思います。
そして同時に、母自身の中にあった傷にも反応していたのかもしれません。
(いや、あれは反応してたで😅 知らんけど!)
けれど、その場にいた私は、周りの視線の中でとても恥ずかしく、
居場所がなくなるような感覚もありました。
(あの子はすぐに親に言いつける子だ。あの子の親は気をつけないとヤバいぞ。
そんな風に見られていたんちゃうやろか😅
そう思うと、もう学校に行くのが怖くなったりして…)
守ろうとする気持ちは大切です。
でも、その守り方が相手の未来まで守れているかは、
一度立ち止まって考えてみたいと思うのです。
私自身も、夫の転勤で国内を4年おきに引っ越ししていた頃
子どもたちが転校したばかりの頃は心配が強すぎて、
些細なことでも先生に確認したり、電話をしたりしていた時期がありました。
あの時、私は何を守りたかったのか?
それとも、
自分の不安や怖さを、どこかで吐き出し、すり替え、
誤魔化していただけだったのではないだろうか?
そんなことも今は思うんです。
大切な人を守りたい気持ちほど、時に視野を狭くしてしまうことがあります。
だからこそ、守りたいと思った時ほど、相手の立場や、その後の人間関係、
そして未来まで含めて見つめていきたい。
守るとは、代わりに戦うことだけではなく、
相手が自分の力で立っていけるように、そばで支えることでもあるのだと思います。
執筆:奈良県生駒市の心理カウンセラー 藤田侑杏恵
stand.fm配信 #472
親子関係や家族関係の中で、
「守ること」と「相手の力を信じて見守ること」の間で、
迷ったり苦しくなったりすることがあります。
奈良県生駒市のカウンセリングルーム「温もりを求めて」では、
親子関係・家族関係・機能不全家族・アダルトチルドレン・トラウマ・生きづらさ
などのご相談をお受けしています。
ご相談をご希望の方は、
お問い合わせページより空き状況をご確認ください。
親との関係や、育った家庭での影響が今の人間関係にも
つながっているように感じる方は、こちらのページもご覧ください。
→ 親子関係カウンセリング
プロフィールについては、こちらにまとめています。
→ プロフィールはこちら
本日の音声配信 stand.fm
カウンセリングにクライエントさんが来られる時の目的は
それぞれだけど
カウンセラーは常にクライエントさんの「今」に注目し
心と思考の一致を大事にしております。
参考になれば幸いです。
※音声配信は脱線しながらブログを読み上げて語っておりますが
ブログ記事は後日加筆修正されることがあります。


コメント