人間関係・夫婦関係のもつれの多くは自分と相手の生い立ちの違いから。
それぞれの育ってきた環境は違って当たり前。
子供が社会に出ていくときの最初の第一歩は多分、特別なことがない限り保育園とか幼稚園。
その最初の社会に出ていくドアの前に立っているのは多くはお母さんだと思います。
もしくはその子を育てている方。
子供達は自分と関わったり育ててくれている人の
「教え」「言葉」「人に対する対応や思い」を一つ一つ学んでいきます。
また、「常識」もこの人から学びます。
ただし、それらはその人が育ってきた環境がベースにあってのことです。
だからそれぞれにそのベースは違う。
「常識」というベースはその家庭での「物差し」になる。
だからそのベースがその家庭での物差しとなりルールにもなり
〇〇の時は△△するのが当たり前。
なんていうそこでしか通用しない公式もできたりします。
例えば
お父さんが帰宅したら必ず皆で玄関までお出迎え。
(この時代いるのかしら?例えばですからね!)
クリスマスは必ず家族で過ごす。
門限は18時。
学校が終わって帰宅したらお友達と遊ぶことは御法度。
お風呂は必ず父親が最初で母親が最後。
アルバイトは禁止。
大学は自宅から通えるところしかダメ。
就職も自宅から通えるところ。
人に何かしてもらったら必ず何かお返しをしなければならない。
親が仕事から帰宅したら率先してお手伝いを自らかって出てしないといけない。
つまり親の意向に添う。
多分こういう生い立ちがあると 「察しろ!」
みたいなことができて当たり前で、
お付き合いの相手や結婚してから
それができない相手に腹が立つかもしれませんね💦
つまり自分の家庭では当たり前だったから、あなたもできて当たり前よね?
当たり前じゃないですよ。
むしろ出来なくて当たり前です。
それが通用するのは自分の実家のみです。
自分の実家では
「お父さんがこういう行動やサインを出したら家族はすぐに察して父親に〇〇をした。」
そんなのよその家庭ではありえないことだったりしますからね。
私はいつも〇〇してるんだから見てたらわかるでしょう?
分かんないですよ。
気付くでしょう?
残念ながら気付きませんよ。
どうして?
相手の家庭ではそれは必要なかったからですよ。
ものをお願いする時は相手にわかるように説明しないとね。
仕事をお願いしたとして、例えば、洗い物や掃除やご飯の支度。
あなたのやり方が正しいとは限らない。
例えば掃除の仕方。それは
あなたの納得のいく掃除の仕方であって、それはあなたのやり方なんですよね。
自分のやり方でやって欲しいのなら、わかるように説明しないとね。
だけど、その通りやってくれるかは知らんけど!相手の自由だからねそこは。
例えば子育てで少しの間旦那様に赤ちゃんを見ててもらう時
ミルクの入れ方ならば具体的に伝えないと口頭だけでは伝わっていないかも。
同じ景色は見れてないですからね。
職場での人間関係でも同じことが言える。
上司と部下、先輩と後輩
よく機転の聞く同期と自分を比較して落ち込んだり
察しの早い部下とそうでない部下と比較しがちですけど
それぞれの背景が違うんだから教える側がそこは見抜いてあげて欲しいなと思う。
部下を育てる側の腕次第です。
機転が効かない部下を蔑んだり晒し者にしたりするなんてことはあってはならないことです。
私はそう思います。
同じ伝え方でも受け取る部下によって全く違う受け取り方をして当たり前です。
伝わったかどうかの確認作業は必須です。
部下が戦力になるかどうかは上司次第です。
罵倒したり罵ったところで、育つどころか
能力を発揮できないようにしているのは上司だったりしますから。
だから思う通りに伝わっていない部下を見て感情が反応する自分がいるのだとしたら
そこを見てあげたら良い。
どうした?
何思い出してるんだ?
それいつのことだ?
なにを誰に言われた?
そして( T_T)\(^-^ )よしよししてやってくださいね。
2023/2/19 配信 stand,fm
同じ景色は誰も見れていない。
このことに気がつけると一つ前に進めるかなと思います。
そして同じ景色は誰も見れていなくて 当たり前だからね。
今日は夫婦カウンセリングで よく使っているワークをお伝えします。
人間関係や職場関係でも同じことが言えると思います。
カウンセリングを受けようと行動を起こすには それ相当の勇気が必要だと思います。 その勇気、私は歓迎いたします。(^^) Facebookではプライベートも呟いております。 藤田侑杏恵Facebook |
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