表面に見えているものは本音とは距離がある。
守るつもりが逆に身動きできなくしていることもある。
人に迷惑をかけてはいけません。→助けを求めてはいけません。
ややこしい事に首を突っ込むなよ。→人助けをしてはいけません。
そう教えられて来た人は少なくないと思います。
(実際にこれを教えた人はあなたを守りたい気持ちからだったと思います。
そしてその人の周りには優しい人はあまりいなかったんだとも思うのです。
その傷によって「この子には同じ思いをさせまい。」と継承していくんですね。)
実際その教えを守ることで、どんな恩恵があったのか?
つまり
実際その教えを守ることで
ターゲットになることから避けられた。
という事実もあるかもしれません。
この国の教育は「連帯責任」という言葉があるので
自分の失敗によって皆に迷惑をかける。
迷惑を被った団体から攻められる。
そういう経験をしてきた人も居てるはずです。
その時、皆が皆、その人を攻めずに誰か一人でも良いから
サポートしてくれた人がいたら良いなと思う。
そもそも完璧な人なんかいないというのに、それを求められる恐怖。
初めて行うこと。
教えられてすぐの頃は特に何度か失敗するのは当たり前。
最初から完璧に言われたことをこなせる人ってなかなかいないと思います。
何度も失敗したりミスしたりしてだんだん要領良くできるようになていく。
そのプロセスは一人一人中身が違う。
今では簡単に行えることも、当初はとても難しいと感じていたはずです。
簡単だと思えるということは逆に簡単にできなかった時間があったということです。
だけど人は忘れる。
忘れても良いから時々は思い出してやってほしい。
今できない人を目の前にした時にね。
そして、何度やってもできない人もいるということも覚えていて欲しい。
私、足が遅いんです。早く走れないの。つまり鈍臭いの。訓練してもそれは無理。
そういう人もいるんですから。
じゃぁ、どうしたらいい?
そういう人をリレー選手に選出しないでしょう?
得意な人にお願いしたら良いんですから。
「助け合い」が損得で教え込まれた人もいる。
人に迷惑をかけてはいけません。→助けを求めてはいけません。
ややこしい事に首を突っ込むなよ。→人助けをしてはいけません。
これと同じように「助けあう」ことを損得で教え込まれた人にとって
気持ちよく「助け合いができない。」ということもあると思います。
リレーの例で挙げたことであれば
走ることが得意な人にとって、それを活かしてもらうことで
走ることが苦手な人にとっては「助けられた。」事になります。
さて、ではこれについてはどうでしょうか?
誰か一人がミスしたことでその試合が負けてしまった。
チームプレイでいう「バスケット」や「野球」や「サッカー」
これ、本当にその人一人のせいで負けたんでしょうか?
そこを考えてみて欲しいなと思います。
そもそも、
勝った時でも負けた時でも、たった一人の選手によって勝ち負けなど起きないです。
固有名詞出しちゃいますけど、あれだけ大活躍されているメジャーリーグの大谷さん。
それでもチームは負けることがありますよね?
たった一人の選手のミスで負けるんでしょうか?
たった一人の選手が大活躍したら勝つの?
それを証明してくれていると思います。
そして大活躍してもチームが負けてしまった時
大谷さんはチームを攻めてるかしら?
誰かのせいにしたところで、誰も救われない。
そうやって誰かのせいにするということで
そうやって犯人探しをすることで
自分が攻められることを回避して攻める側に立って
それは自分が攻められたことがあれば尚のことですね。
もうあの感覚は味わいたくないからね。
サポートがなかったからね。
もし、サポートがあって助けられていたら今この瞬間に同じような場面が繰り広げられた時
どんな行動ができるのでしょう。
その経験の積み重ねが圧倒的に少なすぎるんだと思います。
それは指導する側にも言えますね。
では「助け合えたら」何が起きるんでしょう?
誰かのせいにして攻め合うと分断が起きる。
だけど助け合えたら何が起きますかね。
その世界に泣いてる人はいるだろうか?
試合に負けたら悔しい。
そりゃそうだ。
チキショウ!って泣くこともあるかもしれない。
だけど、野球もサッカーもバスケも一人でやれる競技ではないということ。
皆がいるからその競技ができるということ。
誰か一人でも欠けたらできないもんね。
あ、だからって負けて悔しがってはいけない。とかじゃないですからね!
皆が互いに思いやれる優しい世界が広がれば良いですね。
悔しがってもいい。その感情も大切にしながら。
2023/2/23 配信 stand,fm
かなり前の過去配信を引っ張り出してます。
そして今感じることを書いてみました。
必要な方に届きますように…
人に迷惑をかけてはいけません。その裏にあるメッセージは?
そもそも、死ぬまで誰にも迷惑かけずに生きられる人なんか居てるのやろうか?
自分の強みは誰かの助けになる。
それを皆んなができたら素敵な世界が広がるのちゃうかな?
てお話しです。
カウンセリングを受けようと行動を起こすには それ相当の勇気が必要だと思います。 その勇気、私は歓迎いたします。(^^) Facebookではプライベートも呟いております。 藤田侑杏恵Facebook |
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