自立させてもらえないまま結婚した場合の弊害…2

自分の心が行方不明なんです💦

幼い時期に自分の気持ちを、自分の考えを、自分のやりたいことを
どれだけ十分に聞いて貰ってきただろうか?
うまく出来なかった時、全く攻めずに又チャレンジする応援を
どれだけ貰っただろう?
一番理解し、味方であって欲しい人から、その育みがあれば
他人の評価など、どうでも良いと思えるようになれたかも知れない。
(でもこれ、理想ではある💦)


昨日の続きになります。

関連記事
「夫婦・親子関係:自立を妨げることの弊害…1」
「夫婦・親子関係:自立を妨げることの弊害…2」
自立させてもらえないまま結婚した場合の弊害…1

この記事は、こういう大人に育てた親達を責める為のブログではありません。
だって、その親達もある意味、被害者なのですから…

ただ、自分の代で完璧に終わらせる事はできなかったとしても
少しでも軽くなるようにする。

それはできると思います。

そういう意味で書いていきたいなと思っています。

では今日のタイトル「子育てで起きる弊害」について。

子育てで起きる弊害

「夫婦・親子関係:自立を妨げることの弊害…2」でも書きました。
「親の心に抱えている目に見えない傷が
子供の自立の弊害になることがあります。
親は無自覚なので、子供やその周りの問題だと捉えがちです。」

無力だった子供時代とは違って
結婚して子供ができると、今度は

子供を守りたいと強く思うようになったり
子供が他者から傷つけられると自分の身に起きたことと同じように受け止めて
2度と同じことが起きないように相手に強く出てしまったり
相手に言わなかったとしても、関わらないように子供に仕向けたり

「子供を守りたい」という思いからくるその行動は
色んな意味で子供からどんどん経験を奪っていきます。
(命に関わること以外の話です。)

ここに境界線が引けないのは
自分自身が親との間に境界線が引かれていなかったことで
境界線というものの存在が分からないからです。

こうして自分と同じような子供時代を
無自覚に自分の子供に与え続けてしまいます。

そのあり方が反面教師の人もいるかもしれません。
(自分がされて嫌だったことを自覚してはいる。
だから自分がやりたくてもできなかったことを子供に与える。
それを反面教師と思っている場合です。)

仮に「反面教師」であったとしても問題が起きます。

反面教師であったとしても
自分と同じような子供時代を与えたとしても
共通する問題。

そこに子供の気持ちは無視したまま
ということです。

自分の気持ちを聞いてもらえずに大人になってしまった人は
自分の気持ちにフォーカスすることが困難だったりします。

いえ、薄々は気が付いてはいるんです。
でも、わざとかどうか知らんけど、見ないようにしてやり過ごします。

そして子供の気持ちを聞くことは
自分の気持ちを聞いてあげることと同じくらい困難なことなので
わざとかどうかは知らんけど、見ないようにして
自分の都合が良いものや、良かれと思って、、、
(絶対この方がいいに決まっていると思い込む。)
勝手に親が決めてしまいます。
それを使うのは子供なんだけど😅

つまり、だから、これ
自分の気持ちを聞いてもらえずに大人になってしまった人は
自分の気持ちにフォーカスすることが困難。
そして人の気持ちにフォーカスすることも困難になる。
(誰だって人の気持ちが完璧に分かるわけじゃないけれど…)

そこに気持ちを向けるということが
ごっそり欠損しているんですね…

だから

自分にも相手にも誰にでも
「気持ち」
「心」
「思い」というものがあることが

見えない。
感じられない。
分からない。

…という表現が適切かどうかはわかりませんが
私はそんな風に今、自分に置き換えた時、感じていたなと思います。

(つまり自分の気持ちも誰かの気持ちも大切なんだ。
ということや仕方が分からない。ということです。
親が自分に何を求めているかはキャッチできる。
でもそれは自分の身を守る為であって
人の心を大切にするということとは又別といいますか…
これ本人にとってキツイのよ💦)

だからこそ
幼い時期に自分の気持ちを大切にされる育みは
必要不可欠です。

我が儘を聞いてもらってきたことは大切にされていたとは言えません。
それは大人の都合で甘やかされて育ったということになります。

でも
自分が悲しくなった時、辛い時、不安な時、恐怖を感じた時
安全基地があった人は一時期そこで甘えさせて貰ったことで
又立ち上がってチャレンジしてみようという気持ちで歩めます。

これは甘やかされてきたという事ではありません。

必要な時に甘えさせて貰ったという事です。

それが安全基地なのですから。


幼い時期に自分の気持ちを、自分の考えを、自分のやりたいことを
どれだけ十分に聞いて貰ってきただろうか?
うまく出来なかった時、全く攻めずに又チャレンジする応援を
どれだけ貰っただろう?
一番理解し、味方であって欲しい人から、その育みがあれば
他人の評価など、どうでも良いと思えるようになれたかも知れない。

ただ…仮にこれがごっそり欠損していたとしても
大丈夫です。

私自身がそうでしたけれど(だからって皆が皆とは言えませんが😅)
何歳からでも自分に注目してあげることはできるのですから…


今日はここまでにして明日は
「パートナーに対して起きる弊害」について書きますね。


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