#404 続・負の継承:手放すのは簡単じゃないのよ。

どんな自分も大切な あなただからね…

大切な人と憎い人は表裏一体。
勿論全ての関係性においてとは申しません。
大嫌いは好きの裏返しとかね。
これもその二人の関係性によってはどうかなって思うしね。

今日は前回のブログ「負の継承:手放すのは簡単じゃないのよ。」の続きです。
「手放す」という言葉に私の思いを添えてみました。


大好きだった恋人から突然別れを告げられた。
今まで、デートでいろんなところへ行った。
旅行もした。
行った先で記念にと買ってもらったものや
誕生日にはプレゼントしてもらったもの
沢山思い出があって…ショックすぎて家から出られない状態に…

泣いて泣いて沢山泣いて、思い出の品々を見るたびに苦しくて…

よくテレビなんかで見るけれど、彼(彼女)から貰ったものは
一気に捨てるとか
髪を切るとか

勇気いるんだよなぁ〜〜〜


#403 負の継承:手放すのは簡単じゃないのよ。に引き続き↑妄想ですっっw

大切な人からもらったものは、そう簡単には捨てられませんね…

現実ではそうだと思います。

でも、髪の毛を切るとかは、あるかもですね…(←個人的感想です。)

でもね、恋人は他人ですからね…

時間の経過とともに、思い出の品々は綺麗さっぱり捨てられる日が来るかもしれない。

でも、これ、身内だと、なかなかそうはいかん…かも…

目には見えないけれど託されたものがある。

思い込みは(信念)「あなたの安全の為に…」という名目で手渡されたもの。
大体多くは親から。

手渡した側はその「思い込み」は「お守り」として手渡しているし
自分もそれで守られてきたと信じているから『念』もこもっている。

要るとか要らないなんて言う選択の余地も与えられない。

手渡された時、もしくは自分でそのアイテムを見つけた時は
「これで自分は守られるんだ。」
そう信じる。

手渡された時は相手は自分より色んな人生経験を持つ親ですからね…
そりゃ信じやすいと思いますよ。
「ヘェ〜そうなんだぁ〜」てね。

自分でそのアイテム見つけたときは「お宝みっけ!」
そう思ったかもしれません。

そして、使っていくうちに
『なんか…不具合が起きるよなぁ〜』

でも、まさかお守りのせいだなんて…思いたくないしね。

けど、『やっぱり不具合が起きるんだよなぁ〜』

繰り返すうちに、脳内では「これのせいかもな…」
って気付いてくるんですけどね…

だからって、「これのせいで自分の人生がしんどくなっていた。」
と仮に分かったとしてもです。

手放すのはそう簡単じゃない。

だって、じゃぁ、これ手放したとして
その後、自分はお守りのない状態で(もはやお守りじゃなかったんだけれども😅)
どうやって生きていけばいいのか?

そりゃ怖いでしょう。

それだけじゃない。

託してきた相手は大概『親』です。

その親からもらったお守りを許可も得ずに勝手に処分するなんて💦

そんなこと💦
してもええんか?💦

…そう思うのではないでしょうか?

では、気持ちだけ貰っておくのはいかがでしょう?

親孝行って世間一般で言うそれは、一体どういうのを言うのか私には分からないのですが…

(ちなみに私が子供達に対して思う親孝行は
『自分の人生を好きに生きてくれ!』ですが…)

親から託されたものを勝手に捨てるなんて
自分はなんて親不孝者なんだろうって思うかもしれません…

ちょっと話がそれますが…

私の親は結婚する時、嫁入り道具は全て親が決めたんですよ。
家具屋さんは「あなた、本当にそれでいいの?」って気に掛けて下さいましたが…
夫が転勤族でしたので転勤するたびに、荷物を減らして行きました。
そして自分好みのものに買い替えを。
どうせお引越しは4年おきです。
だから電化製品も勝手に壊れていきましたので😂
資金をかけずに済んだだけありがたいと思って
嫁入りの時の電化製品家具全般はいただきました。

つまり気持ちだけ貰っておいたんですね。

これ、目に見えないものにも言い換えられませんか?

気持ちだけ貰っておくんです。
そして自分好みのものに置き換えていく。

手放すのは捨てるのではありません。
放す代わりに別の自分好みのものにカスタマイズできるということです。


子供は親がどんな親であっても
100%捨て切れない。
決別宣言したとしても…

血縁って切れないものです。

だからって、やられてきたことを許す必要は無いんです。

憎んだままでいいのです。
だけど、
憎いのに、距離を置いていることで(例えば)
時々「どうしてるかな?台風来てるけど大丈夫かな?」
なんて、ふと思ってしまったとしても
その思う自分を否定しなくていいんです。

憎いし、許せないという気持ちも
そして
つい、ふと親を案じて思ってしまう気持ちも

両方持っていていいんです。

憎いからって親のことを心配してる自分に対して
「あんな酷い目に遭ってきたのに、なんで自分は今でもあんな親を案じたりしてるんだ!」

そんな風に自分で自分を痛めつけたりしないであげて下さい。

どっちも大切なあなたです。

だけど、またここで会いに行ってしまっては、同じことを繰り返す。
だから、そこは踏みとどまって自分を守ってあげてるんですから。
あなたはとても知性的なんですよ。


これが前回のブログの続きになります。
自分で決めることも怖いと感じられる方もおられるでしょう。

そんな時は、誰かに話してみるのも手です。

自分で決めたことを肯定できる。
そんなサポートをしてくれる方にして下さいね。

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