子供が兄弟喧嘩をした時は?

親は裁判官じゃないからねぇ〜!

兄弟姉妹、相手のいる前でジャッジされることほど悲しいことはありません。

それぞれに、そうなるまでに経過した時間のなかで「思い」や「考え」があります。
その深いところにある「自分なりの正しさ」を聞いてもらえることもなく
また勇気を出して聞いてもらえたとしても、それでも相手のいる前でお説教を喰らうことほど
惨めで屈辱的なことはありません。
これをされてきた人が大人になって社会に出た時、人に対して、これ以外の聞き方がわからないまま
人間関係で生きていかなくてはなりません。
同じ繰り返しの中で、「なぜ自分は人とうまくやっていけないんだろう。」
と悩み続ける事になりかねません。

晒され恥をかかされ続けたら生きる希望を失いかねません。

きっとお分かりだと思いますが、
人前で、けなされ、間違っているとジャッジされ、自分の思いを語る時間も与えられず、
一方的に謝らされ続けたら

・自分という人間はここにいる価値はあるのか?
・なぜこの世に生まれてきたのか?
・何の為に?何故親は自分を生んだのか?
・自分って必要な人間か?
・何故自分はこの親から生まれてきたんだろうか?

そんな風に思って

・自分はダメ人間だ。
・何やっても認められないんだ。
・どうせ誰も分かってはくれない。
・自分なんか生きてる価値がない。
・幸せになる価値もない。
・自分には自由なんか望んではいけない。
・自分はダメ人間で生きていても迷惑をかけるだけなんだから
自分に対して罰を与え続けなければならない。

こんな風に思いかねない。

そして自分に罰を与えるためにまた問題を引き起こします。

尊重されるという体験の積み重ねが人を育てます。

逆に表面だけを見るのではなく心に語りかけてくれる大人に対しては子供は
「ああ、この人は敵ではない。」と安心を感じます。
安心を感じない人に人は心を開きません。
責めるのではなく「何か理由があるんよね。教えてくれる?」

「教えてくれる?」って聞かれたら教えたくなるもんです。

そしてそこに対してジャッジはしない。
聞くだけで良いんです。
それ以上ごちゃごちゃ言わなくていい。
だって子供は分かってますから。

もし相手から本音が聞けたなら教えてあげたら良いんです。
本当はこう思ってたんだって。と。
その後どうするかは本人次第ですから「だから許してあげなさい。」なんて言わないことです。
許すか許さないかも決めるのは本人ですから。

間違っても「許してあげたらお母さんはカッコいいと思うな。」
なんて言わないこと。
誰の為に許すのか?
相手の為ではないです。
自分の為です。
相手と仲良くするために謝るのではないんですから。

2023/2/8 配信 stand,fm

今回は子供が兄弟喧嘩した時の対応について話しましたが
もう既に上手にされている方もおられるかなと思います😊
まだの方、もし良かったら 参考にされてみてくださいませ!
ただし、これが正しいとかではないですよ。
これも一つの方法だと思ってくださいね😊

カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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