相手を大切にするほど、自分を後回しにしていませんか? #478

「相手を大切にする」と「自分を後回しにする」は違う

人間関係には相手がいます。

だから、
相手の気持ちを大切にすることも必要だと思います。

でも、
相手の気持ちを大切にすることと、 自分の気持ちを後回しにすることは違います。

幼い頃から、
相手を怒らせないようにすること。
相手が不機嫌になったら自分が何とかすること。
自分が我慢して、その場を丸く収めること。

そんなことを求められ続けてきた人にとっては、

「相手を大切にする」ということが、
「相手を優先すること」になっていることがあります。

だから、
「自分を大切にしましょう」

と言われても、
自分を優先するなんて我儘ではないか。
相手の気持ちは無視していいのか。

そんなふうに感じることもあるのかもしれません。

自分も相手も大切にする関係とは

でも本当は

私はこう感じている。
あなたはそう感じている。

その両方があっていい。

そして、

では、どうしようか。

と話すことができる。

それが、人と関係を作っていくということなのだと思います。

自分を大切にすることと、
相手を大切にすることは、

本来、どちらか一方を選ぶということではないからね。

例えば、相手と意見が違った時。

すぐに相手に合わせたり、
自分の気持ちを引っ込めたりする前に、

「私は、本当はどう感じているんだろう?」

と、一度自分に聞いてみる。

そして、

「私はこう思っている」
「あなたはどう思っている?」

と、お互いの気持ちをその場に置いてみる。

すぐに答えが出なくてもいいんです。

どちらかの気持ちを消して結論を出すのではなく、

まずは、両方の気持ちがそこにあっていい。

そこから、二人にとってどうするのがいいのかを一緒に考えていけばいいのだと思います。

では実際に、違う気持ちや事情を持った二人が、どうやって

「では、どうしようか」

を考えていけばいいのか。

この続きは、また別の記事で、身近な例を使いながら考えてみたいと思います。


執筆:奈良県生駒市の心理カウンセラー 藤田侑杏恵
stand.fm配信 #478


「相手を大切にすること」と「自分を後回しにすること」は同じではありません。
親子関係や家族関係の中で、相手の感情を優先することが当たり前になっていると、
大人になってからの人間関係でも、
自分の気持ちより相手の反応を優先してしまうことがあります。

自分の気持ちを大切にすることは自分を守ることでもあります。
そして
相手にも大切な気持ち・思いがあります。

だから相手の気持ちを消す必要もないし
自分の気持ちも消す必要はないんです。

お互いの気持ちをそのまま持ち寄って、話し合いながら、
自分たちのやりやすい方法を見つけられるといいなと思います。


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カウンセリングに来られる目的は
それぞれだけど
自分の気持ちを後回しにしてきた人にとって
「私はどう感じているのか」に気づくことも
とても大切なことだと思っています。

カウンセリングでは
今の気持ちや考えを一緒に整理しながら
その人自身の思いも大切にしていきます。

参考になれば幸いです。

※音声配信は脱線しながらブログを読み上げて語っておりますが
ブログ記事は後日加筆修正されることがあります。


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