#13 分かったつもりは相手を傷つける。私は自分に正直でありたい。

人の心なんて100%分かるわけがない。を前提に持っておくこと。

今日は児童書の紹介です。
あさのあつこさん。私の大好きな児童作家さんです。
若い人達の思いを汲み取ってくれているなと読んでいて感じます。
子供達が小学生の頃に読み聞かせした2冊です。
ところで私は心理カウンセラーですが人の心が全て分かるわけではありません。
他の心理カウンセラーの方のことは知らんけど!

    

理解してもらいたいけど理解されないという悲しみと怒り。

私が子供を亡くした時、仲の良い友人達に知らせなければならないということが
ものすごく精神的にキツかった。
そして聞かされた友人達もきっと困っただろう。
私にどう声かければ良いのか、なにを言えば良いのか、きっと悩んだと思う。
だけど私は自分のことで精一杯。

ある日友人達から連名でお仏壇にお供えする和菓子が届きました。
岩手に住んでいた頃。友人達は私の実家三重県。
色々考えた末だったと思います。今思えばですけどね。
だけど私と夫はその和菓子を見てなんとも言えない気持ちになった。
そしてその怒りをある一人の友人に手紙を送ってぶつけたんですね。
彼女達からすれば
「知らされた以上、なにもしない訳にはいかない。」
そんな思いもあったと思います。
私からすれば
「なぜこんなものを送ってきたの?」

同じ景色は見れていない。とはこのことですね。

励ます会。誰が頼んだ?親への怒りは出せぬまま。

そして親の友人夫婦からは頼んでもない「励ます会」をされた日には
私は今すぐ岩手に戻りたいと心底思った。

「ええ年こいて若い人に対してなに晒してくれとんねん。」

怒りとそれを出せない苦しみで益々心は疲れていきました。

実家は安心できる場所ではなく
なにされるか分からないところ。
居場所がない。
押し付けの思いをぶつけられる場所。
そして受け取らなかったら逆ギレされる。

結婚して夫の実家の居心地の良さを感じるたびに薄々気がついていたことが
ここで証明されていきました。
もうこうなってくると引き返すことできないんだよね。

自分が辛い時に大事なこと。

自分はどうしてもらえると助かるのか具体的に相手に伝えること。
そしてサポートする側は
相手にどうして欲しいか教えてもらうこと。
それでも同じ景色は見れていないからズレは生じる。
そこもコミュニケーションをして修正していけるといい。
でもそれさえ心が辛くてできないこともある。
そしたら、

「必要な時はこちらからいうからそっとしておいて。」

そう伝えたらいい。
自分も相手もお互いを大事にするために。

ちょっと話がそれちゃいましたが2023/1/28配信しましたスタエフです。

ガールズ•ブルー あさのあつこ 文春文庫
p95 3行目 6行目から10行目引用
2008年7月25日 第9刷
発行者 村上和宏
発行所 株式会社 文藝春秋

カウンセリングを受けようと行動を起こすには
それ相当の勇気が必要だと思います。
その勇気、私は歓迎いたします。(^^)

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